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引越し先で都市ガスまたはLPガスと契約する際に必要な手続きとは!

LPガス

ガスは、生活には欠かせません。

ガスは大きく分けると『都市ガス』・『LPガス』に分類され、それぞれ扱っている業者が実は違います。

また引越し時の手続きは、ガスの種類によって少し異なりますので、本記事では都市ガス・LPガス両方の、引越し手続きについてご説明します。

都市ガスとは

都市ガスとは、メタンや液化天然ガス(LNG)を主な原料としているガスです。

ガス管を通じて、各家庭にガスを供給する仕組みであるため、契約すれば水道と同じように利用できます。

出典:都市ガスの供給(日本ガス協会)

LPガス(プロパンガス)とは

LPガスは、プロパンやブタンを主成分とする液化石油ガス(LPG)をいいます。

主成分のプロパンを利用しているガスは、プロパンガスとして多くの家庭で利用されています。

LPガス

LPガスは、ガスが入ったボンベをガス業者が各家庭に配送して利用する仕組みです。

ガス業者が配送してくれるため、利用者が特に運搬する必要はなく、またLPガスは都市ガスよりも火力が強いため、飲食店ではLPガスを使っているお店が多いです。

引越し先でガスを利用する際に必要な手続きの流れ

ガスの引越し手続きの流れについてです。

大きな手続きの流れとしては、都市ガス・LPガスともに同じです。

ガスの引越しステップ 手続き内容 手続きするタイミング
①利用開始の連絡 引越し先で利用するガス業者に利用開始の連絡 引越し1か月前
②ガスの開栓の日程調整 ガス業者の開栓の日程調整 引越し1か月前
③ガスの開栓立ち会い ガス開栓の立ち会い 引越し後

STEP①:ガスの利用開始連絡

ガスを利用する際には開栓作業が必要で、業者が行わなくてはいけません。

そのためガス会社と契約しただけでは、ガスは利用できませんのでご注意ください。

利用開始の連絡は、インターネットまはた電話申し込みがありますが、インターネット申し込みなら夜でも手続きできますので、オススメです。

STEP②:ガスの開栓の日程調整

ガスの利用申し込み時に、開栓作業の日程調整を行います。

ガスの開栓作業は予約制となっており、契約した当日からすぐには利用できません。

また引越しシーズン(3月~4月)や、連休など、引越しが盛んな時期はガス業者も忙しいですので、引越し日が決まりましたら早めに予約を取りましょう。

STEP③:ガスの開栓立ち会い

ガスの開栓作業は引越し業者が行いますが、契約した本人が開栓作業に立ち会う必要があります。

(ガス業者によっては代理人でもOKな場合アリ)

開栓作業は10~20分以内で終了することがほとんどです。

ただ引越し当日にガスの開栓予約をしている際は、引越し作業の時間にも注意してください。

引越し先で都市ガスと契約する際のポイント

それでは引越し先で、都市ガスを利用する際のポイントをご説明します。

引越し先が都市ガス利用可能エリアに入っているかを確認

都市ガスを利用する際に必ず確認すべきは、引越し先が都市ガス利用エリアに入っているかどうかです。

都市ガスは水道管のようにガス管を通じて供給しますので、ガス管がない地域では都市ガスは利用できません。

都市ガスは水道管とは異なり、全国すべてのエリアを網羅していませんので、関東圏でも利用できない地域があります。

東京ガスの都市ガス供給エリア

出典:東京ガスの都市ガス供給エリア

引越し先が都市ガスの利用エリア外の場合には、LPガスを利用することになりますので、ご注意ください。

都市ガスの開栓作業の流れ

ガス業者が開栓作業を行う場合の流れは4工程です。

  1. ガスメーターの開栓
  2. ガス機器の確認
  3. 点火確認
  4. 点検結果・利用説明

ガスメーターの稼働

都市ガスは、ガスメーターで使用量を測定し、使った量に応じて料金を支払います。

ガスメーターの稼働準備はガス業者が稼働作業を行い、作業終了後にガスが利用できる状態になります。

ガス機器の確認

都市ガスとLPガスでは、利用できるガス機器は異なるため、ガス機器は利用するガスに合わせる必要があります。

賃貸物件であれば、前居住者と同じガスを利用すれば問題ありませんが、ガスの種類を変更する際は、ガス機器の交換もしなければなりません。

また都市ガスの業者によって、利用できる機器が限定されるケースもあるため、ガス業者は開栓作業時に利用できるガス機器かどうかの確認を行います。

点火確認

開栓し、ガス機器を確認しましたら、実際にガスが利用できる状態にあるかチェックします。

点火しない場合には、不具合やガス漏れの可能性がありますので、ご注意ください。

点検結果・利用説明

ガスの点火が確認できましたら、ガス漏れなどの点検と、利用上の注意をガス業者から受けます。

またその際に料金の支払い方法などの説明を行う場合がありますので、併せてご確認ください。

引越し先でLPガスと契約する際のポイント

それではLPガス契約する際の、ポイントをご説明します。

引越し先がLPガス利用可能エリアに入っているかを確認

LPガスは都市ガスとは違い、ボンベにガスを入れて運べますので、広範囲のエリアで利用できるのが特徴です。

ただLPガスを取り扱っている業者は、中小企業が多いため、LPガスを継続利用する場合でも、引越し先の場所を管轄するガス業者と契約する必要があります。

LPガスを取り扱っている業者の中で、特に大きいのが『ニチガス』。

ニチガスは関東を中心とした、1都9県を管轄としているため、都市ガスを利用していた人も継続して使える可能性があります。

※1都9県内でも利用できない地域があります。

出典:お近くのニチガス営業所(ニチガス)

新築物件に引越す場合

新築物件に引越す場合には、そのエリアで利用できるLPガス業者から契約する会社を自由に選択できます。

ただ新築を建てる際、建築業者がLPガスの設備を設置するケースがあります。

事前に設備を用意してくれるのは嬉しいですが、設置した設備が利用できない業者と契約する際には撤去作業が必要です。

また建築業者がガス業者を勧めてくるケースもありますが、勧められた業者と契約する前に、料金などを確認してください。

賃貸物件に引越す場合

賃貸物件に引越す場合、前居住者が使っていた設備がそのまま利用することも可能です。

ただ前居住者同じのガス業者と契約するよりも、自分で選んだ方が料金が安くなることがありますので、注意しましょう。

都市ガスとLPガスとどちらを利用すればいいのか

都市ガスとLPガスの両方を利用できる場合には、どちらを選べばいいか迷いますよね。

そこでガスの種類を選ぶ際のポイントをご説明します。

賃貸物件なら設置してあるガス機器で決める

賃貸物件の多くは、ガス機器があらかじめ設置してあることが多いです。

ガス機器の値段は数万円以上かかりますし、キッチンの幅に応じた機器を購入しなければなりません。

また引越し時は、色々な出費が重なりますので、こだわりがない人は、前居住者と同じガスを利用するとコストを削減できます。

料金なら都市ガスの方が安い

都市ガスとLPガス料金を比較する場合、都市ガスの方が料金が安いことが多いです。

都市ガスはガス管を通じてガスを供給するため、ガスの運搬コストを抑えられます。

一方LPガスはガスボンベを各家庭に運搬するため、運搬コストが都市ガスよりも高くなりやすいです。

ただガス料金の値段は、業者ごとに自由に設定できるため、必ずしもLPガスの料金が高いとは限りません。

たとえばLPガス大手の『ニチガス』は、LPガスの価格競争に積極的な企業であり、コストダウンを徹底しています。

ニチガスは都市ガス・LPガスの両方を取り扱っている

2017年4月に都市ガスは、自由化となり各業界から都市ガスに参入する企業が増えました。

ニチガスは、もともとLPガスの会社ですが、都市ガス自由化に伴い、現在では都市ガス・LPガスの両方を取り扱っているガス会社です。

ニチガス

ニチガスでんき申し込み!

またニチガスは、電力自由化にも参入しており、ガスと電気をセットで利用すると月々の料金がさらにお得に。

都市ガスと電気をセットで利用した場合

ガス

LPガスと電気をセットで利用した場合

ガス

料金面では都市ガスを利用した方が安いですが、都市ガスが利用できない地域では、電気とのセット割を適用することで、料金を節約することが可能です。

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都市ガスとLPガスを利用する際のまとめ

引越しで、都市ガス・LPガスを利用する際の手続きのまとめです。

ガスのまとめ
  • 引越し前に要連絡
  • ガスは開栓作業が必要
  • 開栓作業には必ず立ち会うこと
  • 都市ガスは料金が安い
  • LPガスは利用エリアが広い
  • ニチガスは都市ガス・LPガスの両方を取り扱っている
  • 電気とセットで契約するとさらにお得に

引越し時は、ガス以外のライフライン手続きも必要ですので、お忘れなく。

水道・ガス・電気など引越し時に行うライフライン手続きを徹底解説!

また引越し前に、手続きするリストを作成すると、スムーズに引越し作業を進められます。

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