9月は大学の秋入学や転勤など、イベントが盛りだくさん。
また9月下旬には、大型連休(通称シルバーウィーク)があり、その時期を狙って引越しをする人も多いです。
そんな9月に引越す際のポイントと、引越し費用を安くするためのポイントをご紹介します。
9月の引越し相場について
引越し一括見積もりサイト大手『引越し侍』が実施したアンケートでは、9月の引越し費用の平均相場はこのようになっています。
9月の引越し費用相場
引越し人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人 |
料金相場 | 40,270円 | 73,453円 | 70,203円 | 73,118円 |
3月の引越し費用相場
引越し人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人 |
料金相場 | 60,374円 | 102,012円 | 122,595円 | 122,958円 |
アンケートによる回答なので、引越し人数で金額にバラツキがありますが、3月の引越し料金相場と比較すると、2/3程度で引越しできることがわかります。
9月の引越し費用の特徴
9月の引越しを考えている方は、前半と後半で引越し料金が変わることを理解しましょう。
また9月前半はまだ残暑が厳しいため、引越し料金は比較的安いですが、9月後半はシルバーウィークがあるため、引越し料金が高くなります。
9月前半の残暑には要注意
引越し費用は、引越しに適さない時期ほど、料金が安くなります。
9月は秋ですが、秋のイメージと違い、9月はまだまだ暑い季節です。
- 気温はまだまだ30℃超えの日が続く
- 引越し作業で大量の汗が出る
とくに9月前半は、夏に引越すイメージで作業をしないと大変なことに。
そのため引越し作業の観点からすると、9月はあまり適した時期とはいえません。
しかし引越しに適さない時期は、引越しする人が減少するため、引越し料金が安くなる傾向にあります。
競争が激しい業界では、需要と供給のバランスが値段に大きく影響し、需要に供給が追いつかなければ、引越し業者は料金を値上げします。
一方、需要が少なければ、顧客を呼び込むためにキャンペーンや値引きを実施しますので、利用者からするとお得な条件が揃いやすいです。
したがって引越し料金面では、9月は引越しに適した時期といえます。
- 9月は暑いため引越し作業が大変
- 引越しが大変な時期は引越し需要が減少
- 引越し需要が少ない時期はキャンペーンが多い
9月下旬のシルバーウィークに引越ししたい人は多い
3月決算の会社では、9月は上期末ですので、下期に向けて人事異動が多くなります。
転勤辞令を出す会社の立場で考えた場合、連休を利用して引越しをしてもらうと仕事に支障が出ません。
また転勤がない人であっても、大型連休は引越しやすいため、シルバーウィークは引越し需要が高まります。
9月の引越し作業のやりやすさ
次に9月の引越し作業のやりやすさについてご説明します。
引越し業者に依頼すれば9月の引越しも大変ではない
9月は秋雨時期と重なりますので、意外と雨の日が多いです。
ただ荷造りは部屋の中で行いますので、雨は関係ありませんし、運搬は引越し業者が行うので引越しする本人は身体一つ引越し先に移動するだけでOK。
また引越しの運搬時は基本的に段ボールに詰めて運搬しますので、多少雨が降っても荷物に影響はそれほどありません。
家電などに関しても引越し業者は雨が当たらないように配慮しますので、雨だから家電が壊れる!荷物が濡れる!みたいな心配はあまり必要ないです。
引越し需要が少ない9月前半は希望日に引越しが可能
比較的引越し需要が少ない季節でも、希望日に引越すためにはできるだけ早めに予約をしなければなりません。
休日の引越し需要は1年間通して高いため、引越し予約が可能となる1か月前の時点から予約がドンドン埋まっていきます。
9月前半に引越す場合には、そこまで引越し予定日に神経質になる必要はありませんが、希望日が決まっている人は早めに予約をしてください。
9月の引越し費用が安い日と少しでも値段を下げる方法
9月に引越しすだけで、他の月に引越すよりも多少費用は抑えられます。
しかし引越し費用を極限まで安くしたい場合には、もう少しポイントを抑える必要があります。
9月の引越しはシルバーウィークを避けよう!
重要ポイントなので繰り返します。
9月に引越す場合、シルバーウィークは避けましょう。
大型連休は引越ししやすいですし、休日を利用しての後処理ができるため、とても楽です。
ただ引越し作業が楽になるのはみんな同じであり、利用したい時期が重なれば引越し料金は上がります。
そのため可能な限り、シルバーウィークの引越しは避けてください。
引越し費用を抑えたいならシルバーウィークは避けるべき
平日なら火・水・木曜日の料金がお得になる傾向
平日と休日を比較した場合、間違いなく平日に引越した方が料金は安いです。
ただ平日であっても、曜日によって料金は異なります。
たとえば月曜日や金曜日は土日と組み合わせて有休を取得しやすいため、平日の中では料金が高め。
逆に火曜日・水曜日・木曜日は引越し費用が抑えられる傾向にあり、大手引越し業者も平日中日の引越しをオススメしています。
繁忙期の3月、4月のほか、月末、金・土・日曜、祝日、大安などは引越しの予約も多くなりますので、お値引きがしづらくなります。逆にそれ以外の日にちに関しては、大幅なお値引きも可能となりますので、料金を重視する方は平日のお引越をおすすめいたします。
月末や大安は避けること
平日であっても、月末や大安は引越し需要が多いです。
月末に引越しが多いのは、家賃の更新が月末のケースが一般的なため。
また大安は、総じて縁起がいい日とされていますので、平日を狙って引越す人が一定数います。
ただ月末や大安に引越す場合と、それ以外に引越す場合で、引越し内容が変わることはありません。
変わるのが引越し料金だけ。
そのためこだわりが無い場合は、月末や大安を避けて引越しするのをオススメします。
引越し予約は1日でも早く連絡する
引越し業者は、少しでも収入の見通しを立たせるために、少しでも早く引越し予約を入れてもらうために行動します。
引越し需要が少ない9月前半は、1日でも早く予約で予定を埋めたいのが引越し業者の本音。
逆に予約が埋まれば、キャンペーンを実施する必要がなくなりますので、引越し業者選びは1日でも早く行った方がお得になるケースがほとんどです。
複数の引越し業者に見積もりを取る
引越し費用を抑える一番の有効手段は、複数の引越し業者に見積もり依頼をすることです。
定価の引越し料金は、引越し業者によって金額は異なりますので、必ず複数の業者に見積もりを出してもらいましょう。
なお複数の引越し業者に見積もり依頼をする場合は、『引越し一括見積もりサイト』の利用をオススメします。
引越し一括見積もりサイトは、本人に代わって引越し料金の見積もり依頼をしてくれます。
また無料でサイト利用できるため、使うことにより費用は発生しません。
引越し費用は今日見積もってもらうのが一番安い!
引越しする日にちが決まっている人は、一日でも早く引越し業者を決めましょう。
なぜなら引越し費用の見積もりは、早ければ早いほどお得になるからです。
そのため引越し日が決まったら、引越し一括見積もりサイトを利用し、早めに依頼する業者を決めた方が費用を安く抑えられます!
9月に引越しする際のまとめ
9月の引越し相場についてのまとめです。
- 9月前半の料金相場や安め
- 9月後半のシルバーウィークの料金相場は高め
- 狙い目は平日の火・水・木
引越し費用を少しでも安くした人は、9月前半の平日に引越しをしてください。
一方9月下旬は、シルバーウィークや転勤による引越し需要が高まりますので、料金面からするとあまりお得ではありません。
引越し費用は引越し業者によって異なりますので、引越し一括見積もりサイトなどを利用し、少しでも料金を安く引越しましょう。
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