近距離の引越しなら1日で引越し作業を終えられますが、長距離引越しだとそうもいきません。
退去日に荷物を搬出する場合、タイミングが悪いと当日引越し先に荷物が届かないケースも想定されます。
また引越し先のライフライン手続きを済ませていないと、整うまでの間の生活に支障が出ますので、必要な準備は事前に済ませてください。
生活する上で必要な日用品は持参すること
引越しする際は、身の回りの日用品は段ボールに入れずに手持ちで運ぶことも選択肢として考えてください。
手持ち持参すべきリスト
- スマホ
- スマホ充電器
- タオル
- ティッシュ
- 絆創膏
- カッター(はさみ)
寝具を購入し、搬入が引越し当日に間に合わない時は、寝袋や毛布の準備が必要です。
夏場は床で寝ても大丈夫かも知れません。ただ夏以外の季節の夜は冷え込みますし、床で直接寝ると底冷えします。
また冬の場合、寝袋の下に銀マットなど、底冷えを防げる物を敷かなければ体調が崩れてしまう恐れも。
冬場キャンプをする人は、どんなに防寒性の高い寝袋を所有していても銀マットを敷くくらい下からの寒さは厳しいため、底冷え対策は必須です。
なお引越しのために銀マットを購入したくない方は、段ボールを敷くだけでも違いますので、床に直接寝るのはできるだけ避けましょう。
引越し荷物を一時的に預けることは可能なのか?
現在住んでいる場所の退去日と、入居する日に間がある場合には、荷物を一時的に保管する必要があります。
荷物の一時預かりの選択肢は、『引越し業者』と『トランクルーム』の2種類あります。
どちらが便利かズバリ言ってしまうと、引越し業者に依頼した方が便利です。
ただ一時預かりに対応していない引越し業者もありますのでご注意ください。
引越し業者に荷物を預ける場合
引越し業者で荷物の預かりサービスを行っている会社は限られるため、見積もり依頼をする際に預かりサービスの有無を確認してください。
また預かりサービスは基本的に有料なので、オプション利用するよりも宅配サービスやトランクルームを利用した方が便利かつ安いケースもあります。
なお引越し業者を利用する際、複数社に見積もり依頼をするのが鉄則です。
複数社の料金を確認しないと割高料金で引越すことになりかねませんので、『引越し一括見積もりサイト』を活用することも検討してください。
トランクルームに荷物を預ける場合
トランクルームは、荷物を別の場所で保管できるサービスです。
退去してから入居するまでの期間が空く人や、長期間の海外出張で日本の居住地が無くなる際に利用できます。
また引越し荷物以外でも、スキーやスノーボードなど特定のシーズンしか利用しない道具を使う際も便利です。
都心は家賃が高いため、自宅のスペースを確保するためにトランクルームを借りることも検討してください。
なおトランクルームサービスを行っている『エアトランク』は、玄関口前まで自社スタッフが荷物を搬入・搬出してくれます。
全国配送や荷物の処分・買取りサービスをオプションとして利用できますので、選択肢として活用してください。
ライフラインは引越し当日から利用できるように準備すべき
引越しする際は、電気・ガス・水道・インターネットのライフラインはすぐに利用できるようにしなければなりません。
当日から使用できないと、引越し先で生活するのもままならなくなります。
もしライフラインが使えないと・・・
- 電気が利用できない⇒夜暗い・家電が使えない
- ガスが利用できない⇒コンロが使えない
- 水道が利用できない⇒トイレが流せない
- インターネットが利用できない⇒スマホ通信量が増える
引越し先で電気を利用する際の流れ
引越し時の電気は、申し込みをしないと使うことができませんので、電気利用の申し込みしてください。
(ブレーカーの設置してある部屋であれば、電気の利用届出を提出していなくても一定期間利用できることもあります。)
電気の利用開始時に立ち会いは不要
電気を利用開始する際、業者が工事をすることは原則ありません。
したがって申し込みを行えば、電気が利用できるようになります。
手続きはWEB上で可能なので、この瞬間に申し込みできます。
利用開始の連絡は3日前までに
賃貸物件に住む場合、電気利用の申し込みをして数日後には利用可能になります。
新電力を使用する場合、検針員が電気使用量を確認しに来ることもありません。
ただアナログメーターを使用している場合、スマート(デジタル)メーターへの取り替え工事が必要になり、工事に時間がかかるので注意してください。
引越し先でガスを利用する際の流れ
ガスは、お風呂やコンロを利用するのに不可欠です。
そのため可能な限り、引越し当日から利用できるように事前準備をしましょう。
引越し先で利用できるガスを選ぶこと
ガスの種類は、『都市ガス』と『LPガス(プロパンガス)』の2種類あります。
都市ガスは、水道管のように家までガス管が通っている地域でのみ使用可能です。
一方LPガスは全国幅広い地域で利用できますが、LPガス業者は各地域ごとに多く存在するため、引越し先で同じガス業者と契約するのは難しいです。
そのため下記の引越しガス手続きの申し込み画面から、引越し先で利用できるガス業者を確認してください。
利用開始の連絡は1か月前に
ガスの利用開始申し込みは、引越し1か月前までに行ってください。
ガスは、ガス業者が開栓工事をしてから利用可能になり、新規契約をしても開栓工事が完了するまでの期間、ガスは利用できません。
そのため引越し当日からガスを利用できるようにするには、当日以前までに開栓工事をしてもらう必要があります。
なお開栓工事に立ち会いは必要ですが、業者が了承すれば立ち会う人は契約者以外の人でも問題ありません。
引越し先で電気を利用する際の流れ
水道は各自治体にある水道局が管轄しているため、現在住んでいる場所と引越し先の場所を管轄する水道局に連絡しなければなりません。
利用開始の連絡は引越しの1週間前に
水道利用の開始申し込みは、引越しの1週間前までに行ってください。
賃貸物件なら、水道局に連絡することで水道を利用できるようになります。
また水道局は無断で水道を利用できないようにするために、水道管のバルブを閉めているケースがあります。
水道利用の申し込みしても蛇口から水が出なかった場合には、バルブが開いていない可能性も考えられますので、水道メーターの近くにあるバルブの開閉状況を確認してください。
水道料開始時に立ち会いは不要
水道の利用開始の際に立ち会いは不要です。
WEBで申し込み手続きを行えば、指定日から水道が利用できるようになりますので、下記の申し込み画面から管轄水道局をご確認ください。
引越し先でインターネットを利用する際の流れ
インターネットは回線工事などが必要なので、ライフラインの中で優先して手続きする必要があります。
利用開始の連絡は1か月前までに
引越し直後からインターネットを利用したい場合、遅くても引越し1か月前までに申し込みをしてください。
インターネットを利用する場合、インターネット回線を部屋まで引く必要があります。
前に入居していた人が残した回線設備などを使える際は、回線工事が必要ないかも知れませんが、光回線を利用する場合、基本的に回線工事は必要になると思ってください。
またインターネット回線工事は予約制ですので、繁忙期は2か月前から工事の予約が埋まっている可能性もあるため、最優先で申し込みを行ってください。
インターネット回線の工事の立ち会いは必須
インターネット回線の新規工事の立ち会いは必須ですので、自分の都合と工事会社が合う日程を調整しなければいけません。
休日や引越しシーズン(3月4月)はとくに予約が混雑しますので、注意してください。
引越し当日にインターネット工事が間に合わない場合
引越し当日にインターネット工事が間に合わない場合、スマホのテザリング機能やモバイルWi-Fiを利用することが選択肢となります。
テザリング機能はスマホの通信量を消費するため、緊急時の対策として考えてください。
一方モバイルWi-Fiは、指定された通信量に達するまで通信速度制限はかかりませんし、通信制限かかる場合でも1Mbpsの速度は出るプランもあります。
1Mbpsの速度で高画質の動画を視聴するのは難しいですが、スマホ画面のサイズならYouTubeも問題なく見れます。
引越し当日に荷物が届かない場合の対応方法のまとめ
引越し先への入居と、荷物の搬入タイミングが合わない場合における対処法のまとめです。
- 日用品は持参すること
- ライフラインの使用可能日は必ず確認する
- 荷物は一時的に預ける
- トランクルームを借りることも選択肢
長距離引越しの場合、交通状況などの兼ね合いで荷物の届く日時がずれ込むことも考えられますので、事前準備が大切です。
また冬場に引越す人は防寒対策を万全にし、ライフラインは引越し当日から利用できるように手配して、スムーズに新生活へ移行してください。
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