新型コロナウイルスが日本で流行してから、インターネット回線が遅くなった人と感じる人がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。
ウイルスとインターネットの直接的な関係性はありませんが、間接的に通信速度の低下と新型コロナウイルスは影響していることも。
そこで本記事では、新型コロナウイルスの影響でインターネット回線が遅くなった理由について解説します!
新型コロナウイルスの影響でインターネット利用者は急増した
新型コロナウイルスが流行して以降、インターネットを利用する人は急増しました。
2020年6月9日にNTT東日本が公表したデータによると、新型コロナウイルスの感染拡大する前よりも、ピークトラフィック(ピーク時の通信量)が最大33%増加しています。
新型コロナウィルス感染拡大による影響が出る前(平日:2月25日(火)週、土日:2月29日(土)・3月1日(日))と比較し、
平日: 昼間帯 最大33%増加、夜間帯ピークトラフィック 8%増加
土日: 昼間帯 最大3%増加/1%減少、夜間帯ピークトラフィック 4%増加
インターネットは利用者が多ければ、回線が混雑やすいため、通信速度が遅くなる可能性も出てきます。
したがって新型コロナウイルスと、インターネット通信速度低下には一定の関係性があったと考えられます。
インターネット回線は利用者が多いほど遅くなりやすい
インターネット回線を「道路」、利用者を「車」としますと、車(利用者)の量が少なければ道路(回線)は混雑しませんので、目的地までスムーズに進みます。
一方車を利用する人が急増すれば、道路が混雑し渋滞しますので、目的に到着する時間が遅くなります。
てインターネット回線も道路と同様に、利用者が増えれば通信速度が遅くなりますので、在宅勤務者が増えれば、回線が混雑することは避けれません。
リモートワークが定着したことで今までよりも通信環境が悪くなる!?
新型コロナウイルスは徐々に収束の方向に向かっていますが、日本政府は生活の新様式を推進しています。

そのため仕事環境もコロナ以前とは変わり、リモートワークで働く人はどんどん増加することが予想されています。
新型コロナウイルスの影響で通信量の消費が多くなった
新型コロナウイルス以前でも、職場でインターネットを利用してた人は多いと思います。
しかし仕事でインターネットを利用する目的としては、連絡手段や情報収集がメインであり、それらの目的でインターネットを使用しても、通信量を逼迫することはありません。
しかしリモートワークにおいては、ビデオ会議を行います。
また学校が休校していた時期は、日中に子供がYouTubeなど動画配信サービスを利用する機会かなり増加したのも、日中の通信量が増えた要因の一つと考えられます。
在宅ワークが定着すれば回線の遅さが継続する可能性がある
学校が再開すれば、子供が日中に動画を視聴する時間も減りますが、一方でテレワークなどの在宅勤務の方法はある程度定着すると見込まれます。
今回の新型コロナウイルスにより、在宅ワークを余儀なくされた会社では、在宅でも仕事効率が下がらなかったため、事務所を縮小する会社も出てきています。
となるとコロナ収束後も、自宅で作業する会社員は増えますので、ビデオ会議などにより通信量を使用する機会は増えるため、以前よりも回線が混雑する可能性は否定できません。

通信速度が遅くなったと感じたらやるべきこと

もし急激に利用者が増えてインターネットが重くなってしまっている!という場合、回線速度の根本的な改善については、自分の力だけでできる問題ではありません。
しかし回線速度を低下させている原因は他にも大量にあり、少し工夫すれば改善できる可能性がありますので、それらを解決すれば、速度も元通りになります。
Wi-Fiルーターなどインターネット接続機器の確認・再起動
急に通信速度が遅くなったり、接続できなくなった場合には、ルーターやパソコンなどの接続機器のトラブルが発生しているケースも考えられます。
その場合には、一度接続機器を再起動して、様子を見てみましょう。
再起動にはシステムをリフレッシュさせり意味もありますので、実行するだけで以前より快適にインターネットを利用できる場合もあります。
再起動しても改善しない場合には、接続機器が破損・損傷していたり、機器自体が古くなり、新しい周波数に対応していないのが要因の可能性も考えられます。
電波干渉をしないためのインターネット環境づくり
無線でWi-Fi接続している場合には、電波干渉による接続トラブルにも気をつけましょう。
電波干渉とは、同じ周波数の電波同士がぶつかり、うまく電波をキャッチできなくなる症状です。
電波干渉で起こりやすいのが、電子レンジなどの家電製品。
家電製品を購入してから、インターネット回線の速度が遅くなった人は、ルーターと家電製品の位置を離してください。
またWi-Fiルーターによっては、2種類の周波数帯を利用できるため、家電製品でよく使用される2.4GHz帯ではなく、5GHz帯を使用すると電波干渉が起こりにくくなります。
安定した環境下でインターネット利用するなら『光回線』一択
インターネットを利用できる環境は、『光回線』、『モバイルWi-Fi』、『テザリング』の3種類ありますが、快適に利用する点を考えるなら光回線一択です。
モバイルWi-Fiやテザリングは、屋外でもWi-Fi接続できるのも大きなメリットですが、通信速度はそこまで速くなく、周囲の環境に左右されやすいデメリットもあります。
また通信量の上限があると、気にしながらインターネットを使うことになりま
すので、オンラインゲームなどをするには不向きです。
一方光回線は、3種類の中で最もインターネットを高速かつ、安定して利用できます。
そのため回線速度が遅いと感じている人は、光回線がオススメです。

混雑による通信速度の低下が気になる人は『auひかり』がオススメ!

光回線でも、利用者が多いと通信速度は低下することもありますので、回線選びもポイントになります。
そのため利用者増加による、回線混雑で速度低下が発生しにくいauひかり回線は、オススメできる光回線です。
auひかりはフレッツ光とは別回線なので混雑がしにくい
光回線を大きく分けると、フレッツ光系とauひかり系に分類できます。
光コラボとは、NTT東日本・西日本からフレッツ光回線を借りて、ソフトバンク光など「○○回線」いう形で、光回線を提供しているインターネット事業者です。
ただ光コラボの事業者がかなりの数があるため、回線が混雑しやすく、その結果として回線速度が低下するケースが度々発生しています。
一方で、auひかりはフレッツ光や光コラボ(ソフトバンク光など)は別の回線を利用しています。
そのためフレッツ光で通信速度が遅くなる時間帯でも、auひかりなら安定した速度でインターネットが利用可能です。
関東エリアならauひかりを超高速で利用可能に!
auひかりでも、「東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県」の関東一部エリアでは、auひかりを更に高速で利用できるようになります。

auひかり申し込み!インターネット回線で高速の指標となっているのが、1Gbpsです。
実際のインターネットの使用上で、1Gbpsの通信速度が必要になることは基本的にありませんが、今後4K8Kの動画配信などが始まれば、1Gbpsの通信速度の需要が出てくることも考えられます。
そんな中、auひかりでは、1Gbpsの5倍、10倍の通信速度となる5ギガ、10ギガのプランも提供を開始しています。
利用エリアは限定的ですが、高画質の動画やオンラインゲームをやる人は選択肢となるプランです。
スマートバリューでスマホ料金がお得に
auひかりを利用する上で、欠かせないのがスマートバリューの存在。
auのスマホを使っている人なら、月額料金が最大2,200円安くなります。
(プランによって割引金額は異なります)
また契約者以外でも、auスマホを利用している家族の料金も割引してくれるため、4人家族なら毎月8,800円、1年間で105,600円もスマホ料金がお得になります。

インターネット回線の住所変更の手続き方法のまとめ
インターネット回線の住所変更の手続きについてのまとめです。
- 住所変更の準備は1か月前から
- 引越し先で利用できるプロバイダーを確認すること
- 継続利用・乗り換えはよく検討するべき
- 回線速度が遅いのガキになる人はauひかり
インターネット回線は、利用する時間帯や利用している環境にも左右されます。
またモバイルWi-Fiやテザリングでインターネットを使っている人は、周囲の影響を受けやすいですので注意してください。
自宅でのインターネット回線環境は、今後仕事にも影響してくる問題ですので、回線速度が気になる方は回線変更も検討してみてください。
