自動車を保有している人は、引越し時に住所変更手続きをしてください。
住所変更手続きを怠ると、最悪のケースとして事故を起こした際に保険が下りないことも想定されます。
保険は万が一に備えるためのものですので、住所変更手続きは必ず行いましょう!
自動車保険の住所変更をしないリスク
自動車保険の住所変更をしない場合に起こりうるリスクは、2点あります。
- 補償が受けられない可能性
- 手続きが難しくなる恐れ
保険の補償を受けられない可能性がある
自動車保険は、適用範囲が厳格に定められており、契約書で規定された対象者のみしか保険適用されません。
たとえば自動車所有者以外が運転して事故を起こした場合、保険の対象者が所有者のみなら保険は下りません。
また自動車保険は生命保険と違い、住んでいる地域によって保険料は異なります。
保険料が低い地域に引越しても、住所変更をしないと保険料は高いままなので、速やかに住所変更手続きしてください。
保険やレッカー車の手配がスムーズに行えない
大きな自動車事故が発生し、レッカー車を手配する際は保険会社に連絡することになります。
ただ保険契約で登録している住所と、実際に住んでいる場所が相違している場合、本人確認をスムーズに行えないため手配に時間がかかりますし、最悪のケースだと保険を利用できない可能性もあります。
また単身赴任者でも、住所変更は行わなければいけない保険会社がほとんどですので、注意しましょう。
Q.単身赴任となり転居しました。赴任先で引続き車を利用しますが、手続は必要ですか?
A.はい、住所変更のお手続きが必要です。
転居に伴いお車の登録番号や使用目的、年間予定走行距離などの変更がある場合もお手続きが必要となりますので、こちらのページからマイページにログインいただき、「契約内容の確認・手続き」→「契約内容を変更する」からお手続きをお願いいたします。
インターネットでは住所変更と同時にその他の変更もいただけます(一部お手続きいただけない場合がございます)。
なお住民票は、単身赴任など一時的な引越しの場合は変更不要のケースもあります。
契約しているサービスごとに登録住所の変更基準は違いますので、各契約内容を確認してください。
住所変更すると自動車保険の料金が変動する
自動車保険は車の種類や運転手の範囲などで、月々の保険料は変わります。
また同一内容であっても、契約する地域によって料金が異なるケースもあるのが自動車保険の特徴です。
地域別料金の適用
自動車保険には『地域別料金』の適用があり、契約している地域によって保険料が割り増しされる場所も存在します。
北海道や愛知県など、自動車事故が多い地域の保険料は高くなる傾向にあり、住所変更により保険料が引き上げになる可能性も考えられます。
一方で、事故多発地域から事故が少ない地域に引越した場合、保険料が低くなることもあるため、住所変更すると保険料が還付するケースもあるので覚えておきましょう。
保険会社によって地域区分が異なる
『地域別料金』の地域は、北海道・東北・関東などで分類している保険会社もあれば、都道府県ごとで計算している会社もあります。
一般的にどの保険会社でも、事故が多い都道府県の保険料は高くなります。
ただ地域別料金がどのように設定されているかは、公表されていませんので、各保険会社に見積もり依頼をし比較するしかありません。
自動車保険の住所変更の手続き
代理店と契約している場合は担当者に連絡
代理店で自動車保険の契約をした人は、担当者に引越ししたことを伝えてください。
必要な書類については担当者から指示がありますので、それに従って書類を集めることになります。
ダイレクト型はネットで手続きを行う
代理店を通さず、WEB上で自動車保険の契約をした場合はダイレクト型の保険に該当します。
ダイレクト型の場合、ホームページのマイページから住所変更の手続きを行いましょう。
保険料が増える場合は、追加の料金はクレジットカードや指定された銀行口座にお金を振り込んでください。
保険料が還付になる場合は、還付先の銀行口座に振り込まれることになります。
- 変更後の住所・氏名
- 追加の保険料が発生する場合
・クレジットカード
・銀行振り込み - 保険料が還付になる場合
・銀行口座
引越し時は自動車保険を見直す機会
自動車保険の補償内容はもちろんのこと、契約する会社によって保険料は意外と違います。
引越しは多くの住所変更手続きが必要になるため、このタイミングで保険を見直しするのもいい機会です。
保険料の安さを求めるならダイレクト型
ダイレクト型自動車保険とは、WEBサイトなどから直接保険の申し込むを行う保険です。
ダイレクト型の最大のメリットは、保険料の安さ。
家電製品は店頭で買うよりも、Amazonや楽天などのインターネット販売を利用した方が安いのは知られていますが、自動車保険も同じです。
店舗を構えれば家賃や水道光熱費がかかりますし、人を雇う分だけ人件費が保険料に上乗せされます。
ダイレクト型自動車保険は、それらのコストを抑えることで料金の値下げを実現している一方、相対で相談できない側面は考慮してください。
ダイレクト型自動車保険のメリット
- 保険料が安い
- 自宅で手続きが可能
- 切り替え・更新も簡単
ダイレクト型自動車保険のデメリット
- 自分で保険内容を判断しなければならない
- 対面での相談ができない
- 担当者がいない
継続契約よりも新規割引の方が安くなる
スマホや光回線などの業界と同じで、自動車保険は継続するよりも新規契約の割引や特典を受けた方がトータル費用は安くなります。
自動車保険は、契約者の年齢や事故の有無、登録する車種が保険料に大きく影響するため、継続して契約しても料金はあまり安くなりません。
【筆者の実体験】
契約したことのある自動車保険会社(2社)は、無事故であっても2年目の保険料は上がる試算となりました。
特にこだわりが無ければ、保険会社を乗り換え、新規キャンペーンを受けた方がお得です。
更新時期になったら、継続せずに別の保険会社へ乗り換えた方が新規割引を適用できるメリットがありますし、中途解約をする場合でも違約金は通常発生しません。
ただ保険料を年払いで行った際は、解約返戻金を受け取れるケースもありますが、納めた保険料の一部しか戻ってきませんのでご注意ください。
年払いで中途解約した際の返戻金(計算例)
- 1年契約
- 6か月目で解約
- 10万円を年間保険料して支払い済み
10万円×70%(短期料率)=7万円
10万円-7万円=3万円⇒返戻金
※短期料率とは、解約するまでの期間に対する保険料率
自動車保険も一括見積もりが可能
自動車保険の各社の料金を一つ一つ調べるのは大変です。
しかし自動車保険も引越し業者と同様、一括見積もりサービスを提供している会社があります。
たとえば銀行・証券・住宅ローンを手がけている、SBIホールディングスも自動車保険の一括見積もりサービスを行っています。
代理店で保険契約をしている人は、保険料が劇的に安くなる可能性があります。
普段の生活で保険を見直そうと考える機会はありませんので、引越しのタイミングで切り替えも検討してください。
引越し時の自動車保険手続きのまとめ
引越し時の自動車保険手続きのまとめです。
- 住所変更登録は必ず行うこと
- 住所変更しないと保険が適用されない可能性
- レッカー車の手配が遅滞する可能性
- 引越しは保険を見直す機会
- 一括見積もりは料金比較に便利
引越しでやるべき手続きは多いですが、同時に普段の生活を見直すいい機会です。
何年も同じ保険会社と契約している人は、他社の料金も調べて比べてみましょう。
当時保険料が一番安かった保険会社も、情勢の変化や契約者の事故率などで保険料が変わっている可能性もあります。
引越し業者と同様、自動車保険も一括見積もりサイトを利用すると比較しやすいので、一度お試しください。
ています。
そんな方に
が
コスパ重視スピード重視使いやすさ重視
の視点で数あるサイトから
3社をピックアップ!
どのサイトも無料で利用できますので、
損することはありません!
引越し侍
- 全国293社の引越し業者と提携しているため、見積もり費用を安くすることが可能
- 料金・オプション・口コミなどトータル満足度は高いサービスを受けられますので、とにかく引越し料金を安くしたい人にオススメ<なサイトです。
SUUMO引越し見積もり
- わずか1分で引越し費用の見積もりができる『SUUMO引越し』。
- 大手引越し業者から、各地域に密着している業者の料金を一括比較できるのがオススメポイント!
引越し業者ランキングの掲載もあるので、利用した感想も確認できます!
ズバット引越し比較
- ネットで引越し業者を比較するだけで料金が最大50%OFFになる『ズバット引越し比較』。
- 220社以上の中から厳選した引越し業者に見積もり依頼をするので、一番お得な引越し業者を見つけられます!