スマホの通信速度が遅くなれば、動画がカクついたり、アプリ動作がもっさりしますので不便です。
また急に通信速度が遅くなる原因は、スマホ本体・データ容量・通信環境などの理由があるため、速度低下の原因を突き止め、原因に応じた解決策を講じないと速度は元通りになりません。
今回は通信速度低下の原因と、解決方法について解説します。
スマホの通信速度が遅くなる3種類の原因
スマホの通信速度が低下する原因は3種類あります。
- スマホ本体
- データプラン
- インターネット環境
スマホ本体の処理能力が不足している
スマホの見た目はそれほど変化しませんが、ゲーム機を例にすると、スマホはWiiからSwitchくらい進化していると考えてください。
スマホは毎月のように新しい機種が登場し、最新機種ならスペックも高い分だけ動作もサクサクです。
一方スペックが不足していれば、通信速度が速くても動作は遅いです。
昔から使っているスマホは処理能力が低く、高画質の動画や大容量のゲーム、そして複数のアプリを同時に起動させると対応できなくなることもあります。
契約している通信プランの速度が遅い
スマホ会社を大きく分けると、キャリアスマホと格安スマホの2種類です。
キャリアスマホは、ドコモ・au・ソフトバンク(楽天)と契約しているスマホをいい、LINEモバイルやmineoなどは格安スマホに分類されます。
格安スマホは、格安の料金でスマホを利用できる一方で、通信速度が遅いです。
また同じエリアで同時接続するスマホが多くなると、通信速度が一気するデメリットもあります。
なおスマホの料金プランのほとんどは、データ容量に上限があり、通信量の上限を超えると速度が大幅に下がるのでご注意ください。
インターネットを利用する環境が悪い
スマホでインターネットを利用する場合、スマホで契約している通信量を使うか、モバイルWi-Fiや光回線を通じて利用する選択肢があります。
Wi-Fi環境なら、スマホのデータ量が少なかったり格安スマホでも、サクサク動く動きます。
ただモバイルWi-Fiは、電波を受信してWi-Fiを使えるようにする関係上、利用場所によってはインターネットとの接続が悪くなることも。
自宅でWi-Fiを使う場合は、電波の受信環境の確認も必要です。
スマホ本体が原因で通信速度が低下する場合の解決策
使用していないアプリを停止する
スマホの画面に表示されているアプリだけで無く、バックグラウンドで作動しているアプリも動作に影響を及ぼします。
たとえばプッシュ通知機能を搭載しているアプリは、通知をONにしていると表示しているアプリの裏側で通信接続をしています。
バックグラウンドでアプリが動いていれば、そちらにもスマホの処理能力を割かなければなりません。
見た目的には1つのアプリしか動かしていなくても、実際には何種類ものアプリを使っているのと同じ環境でスマホを操作していることもあります。
そのため動作を軽くするためには、各アプリの設定で通知OFFにするなど、使わないアプリはバックグラウンドで動かないように設定の変更をしてください。
不要なアプリはアンインストールする
スマホにはストレージという、情報を保存する装置があります。
アプリを使ったり、写真を保存するためにはストレージ容量が必要で、容量が一杯になれば情報を保存できなくなります。
また容量が上限に近づくと、スマホの動きが遅くなることも。
バックの中に荷物がほとんど入っていないなら、探し物を見つけるのも簡単ですが、バッグ一杯に物が入っていれば探すのも大変です。
スマホも同じで、不要なアプリや動画、写真を削除してストレージ容量の空きを作ることで、動作が軽くなることもあります。
スマホを最新の機種に変更する
スマホの処理能力は、購入した時点で決まっているため、どんなにスマホの状態が良くても高画質の動画を視聴する際にカクツキが出てしまうこともあります。
となると、スマホを買い換えることも選択肢になります。
新製品のスマホでも、値段は2万円から10万円台まで様々あり、本体価格の安いスマホは処理能力も値段相応です。
そのためサクサク動作でスマホを使いたい人は、ハイスペックモデルを購入することも検討してください。
契約しているデータ通信プランの速度低下に対しての解決策
通勤時間帯はスマホの通信環境は混雑する
スマホのデータ通信、同時接続する人が多くなると通信速度は低下します。
1日の中で通信速度が遅くなるのは、3つの時間帯です。
- 通勤時間帯
- ランチタイム
- 夜
Wi-Fi環境と異なるのは、通勤時間帯に速度低下が発生するケースもある点。
電車に乗っている人はWi-Fiではなく、スマホのデータ通信量を消費しながらインターネットと接続します。
またランチタイムもWi-Fiではなく、スマホのデータ通信を使う人が多いため、格安スマホを使用している人は、その時間帯の速度低下は我慢するしかありません。
データ通信プランの上限を引き上げる
通信速度が大幅に落ちる原因の一つには、データ通信量が上限に達し、速度制限の対象になってしまうことです。
128kbpsの通信速度では、正直ネット操作は困難です。
またデータ容量の追加は料金が高いので、あらかじめワンランク上のプランに加入することも検討してください。
なおスマホのデータ容量無制限プランは、本当の意味での無制限ではありません。
データの使用量が多くなると通信速度が制限される可能性もあり、制限対象となる容量は具体的に明記されていないのでご注意ください。
モバイルWi-Fiの活用
外出先でも動画などを視聴した人は、モバイルWi-Fiの活用をオススメします。
モバイルWi-Fiなら、データ通信(LTE)よりも通信速度が速い環境でインターネットを使えます。
またWiMAXなら、3日10GBまでは通信制限無しで利用可能です。
10GBを超えても、19時から翌日2時を除く時間帯は速度制限の対象外ですので、日中に使用する分には気兼ねなく動画を楽しめます。
インターネット環境自体が悪いの解決策
モバイルデータだけでは満足にスマホを利用できない
自宅にはWi-Fi環境を整えましょう。
スマホプランの7GBや20GBのプランだけでは、1か月の通信量としては足りません。
SNSやニュースのみしか使わないなら大丈夫ですが、720pやHDの画質でYouTubeを視聴する人は、数時間でデータ容量の上限に達します。
そのため自宅で動画視聴やオンラインゲームをする人は、Wi-Fi環境は必須だとお考えください。
自宅のWi-Fi環境は光回線がオススメ
データ通信とWi-Fi環境を比較すると、Wi-Fiの方が通信速度は速いです。
光回線なら速度も安定しますので、ゲームや高画質の動画視聴をする際は光回線一択と言っても過言ではありません。
また光回線は、通信量が無制限なのもポイント。
スマホの無制限プランのように使いすぎたら速度制限されることもないので、ご安心ください。
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スマホの通信速度が低下した場合の対処法のまとめ
スマホの通信速度が低下した際の対処法のまとめです。
- スマホ内のデータを整理
- スマホプランの見直し
- 光回線に加入
通信環境が万全でも、スマホ本体の処理能力が不足していれば動作がもっさりします。
一方で、最新機種のスマホを利用しても、通信環境が悪ければ宝の持ち腐れです。
通信量を気にせずスマホを使いたい人は、外ではスマホデータ通信量を、自宅では光回線を利用する工夫をして速度低下を防ぎましょう!