光回線を利用できない場合や、すぐに自宅にWi-Fi環境を作りたい人はホームルーターがオススメです。
いまホームルーターを使うとした場合、選択肢になるのが『ドコモ home 5G』・『auホームルーター5G』・『Softbank Air』の3種類です。
本記事では、3種類のホームルーターの性能と利用プランを比較し、最も推奨できるホームルーターをご紹介します。
ホームールーターの特徴
どんなに優秀なサービスであっても、利用用途が合わなければ利用価値は下がりますし、場合によっては光回線やモバイルWi-Fiを選んだ方がいいケースもあります。
そのためホームルーターを選ぶ前に、基本的なホームルーターの性能と特徴を理解しておきましょう。
ホームルーターとは
ホームルーターとは、コンセントを差すだけでインターネット回線が利用できるWi-Fiルーターです。
ホームルーターは据置機なので、自宅やオフィスなどで利用することをメインとなり、外で利用することはできません。
ルーターをモバイルルーターにして利用することもできるプランもある一方、ホームルーター専用プランも存在しますので、最初にどのような状況でWi-Fiを利用したいかイメージしてください。
回線の開通・閉鎖工事不要で利用できる
住んでいる場所が光回線を敷くことのできないエリアや、光回線工事不可の物件に住んでいる人はホームルーターを使うことを検討してください。
ホームルーターはコンセントに差すだけで利用できるため、利用するための工事をすることはありません。
開通・撤去工事が不要であることはすぐに利用できるだけでなく、工事費用の負担がないことも大きなメリットです。
引越しする場合、光回線であれば撤去工事や引越し先の開通工事が必要になりますが、ホームルーターは利用する場所の変更手続きを行うだけで、引越し先でも引き続き利用することが可能です。
ホームルーターがあれば契約してすぐにWi-Fiを利用できる
光回線設備が導入されている物件に住む場合をの除き、光回線を利用する際は回線工事をしなければいけませんが、回線工事は1か月以上先まで予約が埋まっているケースが多いです。
それに対してホームルーターは、契約してホームルーターが手元に届けば、その日からWi-Fiを利用できるのが大きなメリット。
契約は事業者のホームページまたは、実店舗・家電量販店であり、店舗にホームルーターが契約した当日から利用できます。
通信量は基本的に無制限に利用できる
ホームルーターは原則通信量無制限で利用できます。
モバイルWi-Fiには1か月で使用量が決まっているプランと、3日間の使用量に応じて上限が設定されているプランの2種類あり、1か月100GBなど上限が決まっているプランの場合、上限に達すると通信できなくなることもあります。
普段から使用用途が決まっていて、大容量のデータ量を消費しない人は100GBなど、通信量の上限があるプランに加入しても問題ありません。
ただ通信量を気にしたくない人には、容量制限があるプランは不向きです。
ホームルーターは基本的に通信量は無制限です。
（ホームルーターにも通信量の上限があるプランも存在します。）
大量に通信量を消費すると、個別に通信制限がかかるとの注意書きもありますが、ホームルーターの方がモバイルWi-Fiよりも多くの通信量を使用できるのも魅力です。
『ドコモ home 5G』の特徴
光回線が利用できない環境や、すぐにインターネット回線設備を整えたい人は、ドコモのhome 5Gがオススメです。
料金面はもちろんのこと、光回線に劣らない環境下でインターネットが利用できるようになります。
料金プランの種類は1つのみ
「home 5G プラン」の利用料金は、月額4950円。
ドコモショップなどで手続きする場合、初期費用として3,300円発生しますが、ドコモオンラインショップであれば初期費用は無料です。
またhome 5G プランを利用する際は、専用端末である「home 5G HR01」を使用するしか選択肢がなく、端末価格は39,600円と少々高めに設定されています。
しかし割引施策の『月々サポート』の適用で、1か月1,100円割引を36か月間適用できるため、3年間利用すれば端末代金は実質ゼロになりますのでご安心ください。
設定簡単！ルーターが届けば当日からWi-Fiが利用可能
home 5Gを利用するためには専用プランに加入し、5G対応ホームルーターであるhome 5G HR01を購入する必要があります。
home 5G HR01が手元に届きましたら、簡単な設定を行い、コンセントに差し込めばWi-Fiが利用できる環境が整います。
設定手続きに難しい作業はなく、ルーターに付いているQRコードからも手続き可能です。
最近よく見かけるYouTubeで公開されている、作業手順を確認しながら準備する必要はありません。
設定手続きが心配な方は、ドコモショップで契約することをオススメします。
実店舗での契約の場合、その場でdアプリへの登録など必要な手続きを教えてくれます。
専用ホームルーター「home 5G HR01」の性能
ドコモ home 5Gを利用する場合、ホームルーターの端末はhome 5G HR01しか選択肢がありません。
home 5G HR01はhome 5G プランと同時に発売された製品なので最新機種です。
またシャープが製造元ですので、安心と信頼の日本製を使うことができます。
通信環境は、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応していますので、利用環境や状況によって使い分けることが可能です。
また同時接続台数は最大65台と家族全員で利用できますし、有線LANも1台接続できるので、通信速度をより安定させたい人は有線で利用しましょう。
home 5G HR01の基本スペック
| 機種名 | home 5G HR01 |
| 通信速度（5G） | 受信時最大4.2Gbps／送信時最大218Mbps |
| 通信速度（4G） | 受信時最大1.7Gbps／送信時最大131.3Mbps |
| サイズ | （高さ） 約170mm × （幅） 約95mm × （厚さ）約95mm |
| 重量 | 約720g |
| 同時接続台数 | 65台（Wi-Fi：64台／有線LAN：1台） |
| カラー | Dark Gray |
| メーカー | シャープ株式会社 |
年数縛り無し！どのタイミングで解約しても違約金は発生しない
ドコモ home 5Gプランを契約する際、年数縛りがありませんのでどのタイミングで解約しても違約金は請求されません。
そのため他社に乗り換える場合や、短期間で解約したい場合でも、違約金のことを考える必要はないです。
ただhome 5G HR01を購入した際に適用できる割引は、毎月の月額料金に適用されますのでご注意ください。
home 5G HR01はレンタルではなく購入なので、36か月よりも短い期間で解約しても、他の用途として利用できるのであれば損にはなりません。
注意点としては、毎月1,100円の割引は36か月適用される内容なので、割引を満額受けるためには割引期間中は、契約し続ける必要があります。
home 5G HR01のレンタルプランはない
ドコモ home 5Gで利用するhome 5G HR01は購入する選択肢しかなく、レンタルで借りることはできません。
基本料金が毎月1,100円、36か月適用できるため、実質無料で利用することは可能です。
しかし割引はあくまでも基本料金から差し引かれるものであり、購入時には端末代金を支払うことになります。
1週間や1か月間など短期間だけ利用する際は、端末代金の支払いが重くのしかかりますので、その点は注意してください。
ドコモネットワークは繋がりやすく通信量も無制限
どんなに利便性が高く高性能なホームルーターでも、利用するエリアの電波状況が悪ければ利用価値は下がりますし、通信速度も遅いです。
ドコモ home 5Gは、ドコモの通信網を利用しますので、他の事業者よりも繋がりやすいのが特徴です。
またドコモ home 5Gは、データ量無制限で利用することも大きな特徴。
モバイルWi-Fiを使う場合、1か月100GBや3日間10GBなどの容量制限があり、上限を超えると通信制限がかかってしまいます。
しかしドコモ home 5Gはデータ容量が特に多いと判断された契約者以外、通信制限がかかることはありません。
5G対応で最大受信速度4.2Gbpsの超高速通信の実現
ドコモ home 5Gは5Gに対応しており、対象エリア内なら最大受信速度4.2Gbpsの超高速通信環境下でインターネットを利用できます。
現実に利用する際に最高速度が出ることはなく、Wi-Fi側の最大伝送速度は1,201Mbpsです。
しかし100Mbpsも出れば通信速度に不満が出ることはまずありませんし、使用する環境によっては光回線よりも通信速度が速くなることも考えられます。
ドコモユーザーならスマホ割の適用がある
ドコモユーザーは、「home 5G プラン」に加入することでセット割引が適用できる可能性もあります。
「home 5G プラン」と「ドコモのギガプラン」をセット利用で、スマホの月額料金が最大1,100円割引される「home 5G セット割」を受けられます。
スマホのセット割はドコモユーザー限定であり、ドコモ系列のahamoはセット割対象外となっています。
スマホ割を適用してよりお得に利用したい場合は、home 5Gプランに加入する際、一緒にスマホプランの変更もご検討ください。
＜home 5G セット割適用後の月額料金＞
ドコモ home 5Gはドコモユーザー以外も契約可能！
ドコモ home 5Gプランは、ドコモユーザー以外の方でも利用可能です。
ドコモ home 5Gを利用する場合、dアカウントに登録する必要はありますが、auやソフトバンクなどドコモ以外のスマホを使っている人でも登録できるのでご安心ください。
スマホのセット割については、ドコモのみとなっていますが、ドコモユーザーでもスマホ割を適用するためには特定のプランに加入する必要があるため、セット適用が前提とはなっていません。
そのため格安スマホやahamo、LINEMO、povoを契約中の方でも、ドコモ home 5Gを使っても大丈夫です。
『auホームルーター5G』の特徴
次にご紹介するのが、auが提供している「auホームルーター5G」です。
料金プランは1種類
auホームルーター5Gは、月額5,170円で利用できるプラン1つのみとなっています。
ドコモ home 5Gに比べると値段は少し高くなっていますが、5Gルーター割として25か月間、毎月550円の割引を適用することが可能です。
そのため期間中は月額4,620円と、ドコモ home 5Gよりも安く、月額料金を抑えて使いた人にオススメできます。
プラスエリアモードは無料で利用できる
auホームルーター5Gのスタンダードモードは、WiMAX2+と同等のエリアで利用することが可能です。
WiMAX2+でも多くの地域をカバーしていますが、プラスエリアモードではauサービスと同等エリアで、auホームルーター5Gを利用することができるようになります。
従来のauのホームルーターにもプラスエリアモードはありましたが、通信量の上限が7Gと設定されおり、別途料金の上乗せや上限に達した際の速度制限のデメリットが大きかったです。
しかしauホームルーター5Gでは、プラスエリアモードを無料で利用することができますし、通信量の上限も30GBに増えています。
30GBを超えたとしても、スタンダードモードとしては引き続き利用できますのでご安心ください。
3日間15GBを超えると通信速度が1Mbpsに制限
auホームルーター5Gが他のホームルーターと比べて劣る点としては、通信量の上限が設定されていることです。
auホームルーター5Gの通信量の上限は3日間15GBとなっており、上限を超えると通信制限がかかります。
ただ従来のauホームルーターの通信量の上限は3日間10GBでしたので、上限が1.5倍高くなっていますし、通信量の上限を超えたとしても、1日中通信速度が低下するわけではありません。
1Mbpsの速度低下になるのは、ネットワーク混雑時間帯に限定されるため、日中など混雑時間帯以外であれば、通信量を超えていても通信速度は制限されません。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01の性能
auホームルーター5Gは、Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01を使用することになります。
同時接続数は、最大30台と他のホームルーターよりも少ないですが、家庭で使用する場合、30台も接続できるのであれば使用上で不便になることはありません。
一方で、2台まで有線LAN接続できるため、混線をさせたい場合には有線で利用するようにしてください。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01のスペック
| 機種名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01 |
| 通信規格 | 5G（sub6／NR化）／4G LTE／WiMAX 2+ |
| 最大通信速度受信最大/送信最大（Mbps） | 2.7Gbps／183Mbps |
| サイズ | （高さ） 約182mm × （幅） 約70mm × （厚さ）約124mm |
| 重量 | 約599g |
| 同時接続台数 | Wi-Fi：30台 有線LAN：2台 |
| メーカー | ZTE Corporation |
出典：Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01 スペック＆サービス
Speed Wi-Fi HOME 5G L11の端末代金
Speed Wi-Fi HOME 5G L11の端末代金は、39,600円です。
しかし新規契約、機種変更や端末増設する際は、購入と同時に「ホームルータープラン 5G」に加入することで、毎月割を適用できます。
毎月割は最大36カ月間、機種別に設定された割引額が基本使用料などより毎月差し引かれる内容です。
期間中auホームルーター5Gを継続利用していれば、端末代金が実質無料です。
年数縛りが無く解約金もゼロ！！
auホームルーター5Gは年数縛りが無いため、違約金は発生しません。
そのため短期間で解約する場合でも、支払うのはホームルーター代と月額料金のみです。
一方で、Speed Wi-Fi HOME 5G L11の端末代金は、基本料金から割引されますので、36か月間使用しないと実質無料にはなりません。
そのため解約する際は、他の用途にホームルーターを利用したり、売却することも検討してください。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は購入する必要がある
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は購入のみで、レンタル利用はできません。
購入とレンタルの最大の違いは、初期費用としてかかる金額が変わる点です。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11の端末代金の割引は、基本料金から差し引かれるものであり、購入時には端末代金を支払うことになります。
一方でレンタルと違い、解約してもホームルーターは手元に残るので、別の用途に使ったり、売却することもできます。
受信時最大速度は2.7Gbps
auホームルーターの受信時最大速度は2.7Gbpsと、光回線にも劣らない通信速度を実現しています。
2.7Gbpsは理論上の速度であり、実際に使用する場合にここまでの速度が出ることありまえん。
LANケーブル接続時は受信最大1,000Mbps、Wi-Fi接続時は受信最大1,201Mbps（Wi-Fi 6 5GHz帯の場合）です。
通信速度は利用環境や時間帯によって大きく変化します。
ただ最大速度が早ければ、大容量のデータを高速ダウンロードできるのは魅力の一つです。
専用アプリの利用で、通信量や電波状態を確認できる
ホームルーターには画面を操作する機器ではないため、通信量をどの程度使用しているか確認しにくい部分がありました。
しかしauホームルーター5Gでは、専用アプリ「ZTELink JP」を活用すると、データ通信量・電波状態の確認やルーターの設定を行ったり、便利に利用できます。
アプリ上でできること
- 通信量の確認
- 通信速度の確認
- 子機接続台数の確認
- 電波強度の確認
- ソフトウェアのアップデート
- モードの切り替え
- データ量の設定
- 再起動
- 設定データ量を超えた際の通知
- 子機接続状態の通知
auユーザー以外でも利用可能！
auホームルーター5Gは、auユーザー以外でも利用可能です。
スマートバリューなどの適用を考える場合、auユーザーが最もお得に利用できることには違いありません。
しかしスマートバリューの割引は、料金が高いプランに集中しているため、データ量の少ないプランの場合、恩恵が少ないです。
またauの実質的なサブブランドのpovoとのセット割もありませんので、他社のスマホを使っている人が一方的に損することはないです。
『Softbank Air』の特徴
最後にご紹介するのが、Softbankが提供している「Softbank Air」です。
ホームルーターの種類別に料金プランは用意されている
Softbank Airは、ホームルーターの種類によって別の料金プランが用意されています。
Airターミナル4/4 NEXTの料金プラン
Airターミナル4/4 NEXTを利用する場合、基本料金は月額5,368円で、Air 4Gと5Gの共通プランとなっています。
少し高めの金額に見えますが、「SoftBank Airスタート割プラス」の適用で24か月間は4,180円で利用することが可能です。
また25歳以下の方については、「U-25限定 Softbank Air 割引」により24か月間、2,200円の割引を適用できるため、期間中は月額3,168円で利用できるようになります。
少しでも安く利用したい場合は、Airターミナル4/4 NEXTの購入を検討してください。
Airターミナル5の料金プラン
Airターミナル5を利用する際の月額料金は5,368円と、Airターミナル4/4 NEXTと基本料金は同じです。
ただAirターミナル5は、「SoftBank Airスタート割プラス」の適用はありません。
そのため月額料金の安さで考えるのであれば、Airターミナル4/4 NEXTの利用をご検討ください。
Airターミナル4 NEXTの性能
Airターミナル4プランを利用する場合、ホームルーターはAirターミナル4またはAirターミナル4 NEXTを利用することになります。
Airターミナル4は旧式になりますので、こちらではAirターミナル4 NEXTのスペックをご紹介します。
Airターミナル4 NEXTのスペック
| 機種名 | Airターミナル4 NEXT |
| 通信方式 | 4G方式：AXGP（2.5GHz）TDD-LTE（3.5GHz） 4G LTE方式：FDD-LTE（2.1GHz） |
| Wi-Fi速度 | 下り最大612Mbps |
| サイズ | （高さ） 約225mm × （幅） 約103mm × （厚さ）約103mm |
| 重量 | 約710g |
| WiFiクライアント 最大接続数 |
128 |
出典：Airターミナル 仕様
最新機種と比較するとスペックはやや劣りますが、普段用として利用するのであれば問題ない通信速度が出ます。
またWi-Fi接続数も128と、自宅で使う際に不足することはありません。
Airターミナル4 NEXTの値段
Airターミナル4 NEXTの端末代金は59,400円と高額です。
しかし月月割（Airターミナル4/4 NEXT）適用すれば、1,650円割引が36回適用できるため、3年間利用すれば実施無料で購入することが可能です。
毎月割は最大36カ月間、機種別に設定された割引額が基本使用料などより毎月差し引かれ、期間中Softbank Airを利用していれば、実質機種代金が無料になります。
Airターミナル5の性能
Airターミナル5は、Softbank Airの最上位端末です。
最大の特徴は、独自のアンテナ技術のアンテナセレクションを搭載している点。
電波強度の強い4本のアンテナをAirターミナル5が自動的に選択してくれるため、ホームルーターの弱みであった通信速度が安定し快適に利用できるようになっています。
Airターミナル5のスペック
| 機種名 | Airターミナル5 |
| 通信方式 | 5G方式：n77（3.7GHz,3.4GHz） 4G方式：AXGP（2.5GHz）TDD-LTE（3.5GHz） 4G LTE方式：FDD-LTE（2.1GHz） |
| Wi-Fi速度 | 下り最大2.1Gbps |
| サイズ | （高さ） 約225mm × （幅） 約103mm × （厚さ）約103mm |
| 重量 | 約1,086g |
| WiFiクライアント 最大接続数 |
128 |
出典：Airターミナル 仕様
Airターミナル5の値段
Airターミナル5の端末代金は71,280円と、本記事でご紹介するホームルーターの中は最も高額です。
ただ月月割（Airターミナル5）の適用により、毎月1,980円割引されるため、36か月間使用すれば、実質無料で利用することができます。
Airターミナルは一括・分割購入が選択できる
Airターミナルを購入する場合、分割購入と一括購入を選択できます。
分割購入する場合は、12回・24回・36回・48回の4種類から選べますが、一括購入はWEB申し込みでは選択できません。
そのため一括でAirターミナルを購入したい方は、店頭での入手するようにしてください。
また端末代金が最大無料にできる月月割ですが、割引は基本料金に対してなので、本体代金は購入時に支払うことになるのでご注意ください。
固定電話とのセット割が安い
「SoftBank Air」、または携帯電話とのセットでお申し込みの場合、「おうちのでんわ」の基本料金が割引になる「でんわまとめて割」を適用できます。
「でんわまとめて割」は、基本料金が528円割引になりますので、シンプルにお得です。
おうちのでんわとは、今お使いの電話機につなげるだけで、電話代がおトクになる固定電話サービスです。
電話番号は同じものを使いつつ、工事不要で固定電話を安くすることが可能なサービスとなっています。
また2021年12月1日から、「Air 4G/5G共通プラン」と「でんわまとめて割」適用でSoftBank Airの月額利用料金から毎月550円が永年割引される「Airとでんわでずーっと割引」も適用できます。
「でんわまとめて割」と「Airとでんわでずーっと割引」の併用適用で、おうちのでんわ基本料金1,078円と同額が割引になるため、Softbank Airの基本料金で固定電話も利用できるようになります。
ホームルーターをレンタルして利用することも可能
Softbank Airは、Airターミナルをレンタルして利用することも可能です。
レンタル代は月539円であり、購入プランと月額の基本料金は同じです。
レンタル式なので、解約する際には返却しなければなりませんが、最初から使用する期間が短い場合には、レンタルでの利用も検討してください。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはスマホ割の適用がある
ソフトバンクとワイモバイルユーザーは、Softbank Airに加入するとこで、スマホ料金が割引になります。
ソフトバンクのスマホを利用している人であれば、特定のプランに加入するとスマホ料金が毎月1,100円割引されます。
ワイモバイルの場合は、割引料金が1,188円とソフトバンクスマホよりも少し多いです。
ソフトバンクユーザー以外が利用することも可能！
Softbank Airは、ソフトバンクユーザー以外でも利用可能です。
スマホセット割は適用できませんが、Softbank Air単体でも魅力があるサービスなので、ドコモ home 5Gとauホームルーター5Gと比較して、利用するかを検討してください。
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ホームルーター3社を徹底比較
『ドコモ home 5G』・『auホームルーター5G』・『Softbank Air』の特徴をご説明してきましたので、次に3社を徹底比較し、より優れているサービスをご紹介します。
プラン料金の基本料金最安値はドコモ home 5G
各社の料金プランを比較した場合、基本料金の最安値はドコモ home 5Gの4,950円です。
税込で唯一4,000円台なのは、ドコモ home 5Gのみです。
ただauホームルーター5GとSoftbank Air（Airターミナル4/4 NEXT）には、一定期間料金が安くなる割引があります。
各社の割引を適用した場合の料金で比較しますと、Softbank Airが最安値となります。
3社のホームルーター月額料金の比較
| プラン | 基本料金 | 割引適用後の料金 |
| ドコモ home 5G | 4,950円 | 4,950円 |
| auホームルーター5G | 5,170円 | 4,620円 （5G ルーター割適用） |
| Softbank Air （Airターミナル4/4 NEXT） |
5,368円 | 4,180円 （SoftBank Airスタート割プラス適用） |
| Softbank Air （Airターミナル5） |
5,368円 | 5,368円 |
通信量無制限・速度制限無しで利用できるのはドコモ home 5G
auホームルーター5Gは、3日15GBの通信量の上限があり、規定量を超えてしまうと通信制限がかかってしまいます。
ドコモ home 5GとSoftbank Airは、通信量無制限であり、一般的な利用方法で通信制限がかかることは考えにくいです。
ただSoftbank Airは特定の時間帯に通信速度が遅くなる地域もあるため、総合的に踏まえるとドコモ home 5Gがもっとも自由にインターネットを利用できる環境にあります。
通信速度は3社とも日常生活で問題ない速さが出る
通信速度については、3社とも満足できる通信速度が出る設計になっています。
ホームルーターの機能としては、Softbank AirのAirターミナル5が最も特徴がありますが、他の2社のホームルーターでも十分な性能を持ち合わせています。
それよりも通信速度は、設置する環境も大きく影響しますので、利用する予定の場所に電波が入るのかをチェックしてください。
電波が入りにくい場所で使用する場合は、光回線の利用も考えましょう。
ホームルーター機種代金は割引適用で実質無料
ホームルーターは基本的に購入する必要があり、3万円台からと高額です。
しかしドコモ home 5G、auホームルーター5G、Softbank Airの3種類とも、割引適用で実質無料で購入することが可能です。
注意点としては、割引は基本料金から毎月差し引かれるものであり、最大限利用するためには一定期間まで利用する必要があります。
Softbank AirのAirターミナル5は7万円台と最も高いため、利用する際はレンタルか長期的に使うことを前提に検討してください。
ホームルーターをレンタルできるのはSoftbank Air
Softbank Airは、ホームルーターをレンタルすることが可能です。
Softbank Airレンタル料金は月539円であり、25歳以下の人は月3,707円（24か月間）、26歳以上の方は5,907円で利用できます。
光回線を利用するまでの期間や、単身赴任で2年以上ホームルーターを利用しない場合には、レンタルでの利用も選択肢です。
3社ともスマホ割の適用をできる
ドコモ home 5G、auホームルーター5G、Softbank Airにはスマホ料金が最大月々1,100円割引になるスマホセット割を適用できます。
ドコモ home 5Gでセット割を利用したい場合は、ドコモのスマホを指定されたプランで利用する必要があります。
auホームルーター5Gの場合、スマートバリュー適用で最大1,100円割引できます。
なお各社とも、スマホ割は特定のプランに加入していないと適用できませんのでご注意ください。
ホームルーターを利用する際によくある質問
ホームルーターでWi-Fi環境を作る際によくある疑問・質問にお答えします。
契約してから最短でいつから利用できる？
ホームルーターはコンセントに差すだけで利用できますので、契約後ホームルーターが手元に届けば、その日から利用することが可能です。
ホームルーターを入手する方法は、インターネットまたは店舗の2種類あり、インターネットであればいつ頃配達されるかも確認できます。
一方店舗の場合は、在庫状況によって利用開始時期は異なってきますが、在庫が店舗にあれば契約した日からホームルーターを使うことができるようになります。
ホームルーターの5G機能は誰でも利用できるのか？
超高速が実現している5Gですが、3つの条件が整っていないと利用することはできません。
- 契約プラン
- ホームルーターの種類
- 利用地域
5Gを利用する場合には、5Gを利用できるプランに契約する必要がありますので、現在ホームルーターを使っている人でも、加入しているプランによっては5Gを利用できない可能性があります。
また5Gは対応しているホームルーターを使用する必要があるため、ドコモ home 5G、auホームルーター5G、Softbank Airのそれぞれで専用端末を使用することになります。
そして5Gを利用する際、最も注意すべきなのが利用する地域が5G対応エリア内であることです。
2021年時点では都心など、全国の一部しか5Gエリアに入っておりませんので、残念ながら5Gを利用できない地域もまだまだ存在します。
ただ5Gが利用できなく地域でも、4G（LTE）回線などを利用することはできますし、4Gは一部の地域を除き、全国のほとんどの場所で繋がりますのでご安心ください。
1日・1週間のみ契約するプランのあるホームルーターは存在するのか？
ドコモ home 5G、auホームルーター5G、Softbank Airのいずれの契約プランは1か月単位であり、1dayプランはありません。
仮に1日や1週間のみホームルーターを利用したいと思っていても、1か月分の料金を支払うことになります。
ただ3社のホームルータープランは年数縛りがないため、1か月で解約しても解約金は発生しません。
しかしホームルーターの端末代金はSoftbank Airを除き、購入する必要がありますのでご注意ください。
Softbank Airはホームルーターをレンタルすることが可能なので、1か月単位で利用するのであれば選択肢になります。
年数縛りや違約金が発生することはあるのか？
ドコモ home 5G、auホームルーター5G、Softbank Airは年数縛りがありませんので、1年未満で解約しても違約金は発生しません。
ただ専用端末を購入した際に適用できる割引は、基本料金から毎月差し引かれる仕組みとなっているため、満額の割引を受けたい場合、2年または3年間継続利用することになります。
ドコモ home 5Gとauホームルーター5Gには、専用端末をレンタルすることはできませんので、利用期間が当初から短い場合には、Softbank Airや他の方法でWi-Fiを利用することを検討しましょう。
ホームルーターはドコモ home 5Gがオススメ！
ドコモ home 5G、auホームルーター5G、Softbank Airの3種類のホームルーターをご紹介してきましたが、本サイトでオススメするホームルーターは『ドコモ home 5G』です！
基本料金が安いのは正義！
基本料金が最も安いのは、ドコモ home 5Gです。
割引を適用すると、auホームルーター5GやSoftbank Airの方が安くなります。
しかし割引は期間限定なので、長い期間ずっとホームルーターを使い続けるのであれば、基本料金が安いドコモ home 5Gが有力な選択肢です。
限りなく無制限で利用でき、通信速度制限も原則無し！
例外的な条件が一切なく、通信量無制限、通信速度の制限もかからないホームルーターはありません。
しかしドコモ home 5Gは特別なケースを除き、通信速度が制限されることはありません。
一部のユーザーは、1日100GBを利用しても通信制限がかからなかったとSNS上でつぶやいている人もいました。
またドコモ home 5Gに続く選択肢となるのが、Softbank Airです。
Softbank Airも通信速度制限はありませんが、システムの都合上、特定の時間帯に通信速度が遅くなるケースがあります。
（速度低下は地域によって異なるため、速度低下を受けずに利用できる地域もあります。）
auホームルーター5Gについては、3日15GBとの通信量の上限があるのが最大のマイナスポイント。
以前の3日10GBよりも緩和されていますが、ドコモ home 5GやSoftbank Airと比べると残念ながら見劣りします。
お得なキャンペーン！15,000円の現金キャッシュバック！
話題沸騰中のドコモ home 5Gですが、下記のリンクから申し込みしていただければ、開通確認後に現金15,000円キャッシュバックします！
キャッシュバック条件に、オプションの加入は一切必要ありませんのでご安心ください。
ホームルーターではなくモバイルWi-Fiを利用した方がいいケースはあるのか？
オススメホームルーターについて説明してきましたが、用途によってはホームルーターよりもモバイルWi-Fiを利用した方がいいケースもあります。
そこでモバイルWi-Fiを選ぶべきケースと、オススメのモバイルWi-Fiをご紹介します。
外出先等どこでもインターネット環境を作りたい人はモバイルWi-Fi
モバイルWi-Fiは外出先や、屋外で利用することができるのが大きな特徴です。
ホームルーターは、据置型なので持ち運びには不便ですし、基本的に登録してある場所以外で利用することはできません。
最近ではカフェや商業施設、公共施設などでも無料Wi-Fiを利用できる場所は増えています。
しかし公共の場所で利用できる無料Wi-Fiは、パスワード設定がありませんので、セキュリティでの不安が残ります。
一方、モバイルWi-Fiは自分でパスワード設定できますので、仕事でインターネットを利用する場合には、無料Wi-FiではなくモバイルWi-Fiを利用した方がいいでしょう。
ホームルーターよりもモバイルWi-Fiの方が月額料金は安い
月額料金で比較した場合、ホームルーターのどのプランよりも、モバイルWi-Fiの方が安く利用できます。
ホームルーターは3社とも5,000円前後ですが、モバイルWi-Fiは3,000円台から利用できます。
通信量の上限の違いはあるため単純に優劣はつけられませんが、月額料金を抑えたい人は、モバイルWi-Fiを使った方がいいでしょう。
ただモバイルWi-Fiを利用する際に注意しなければいけないのが、違約金の存在です。
モバイルWi-Fiは2年や3年縛りのプランが多く、中途解約する際は違約金が発生します。
違約金の金額は契約年数によって違うこともあり、1年未満で解約すると2万円以上の違約金を請求されることもありますので、契約する際は気を付けてください。
注意点：モバイルWi-Fiの通信量は一人暮らしが限界
モバイルWi-Fiの通信量は、3日10GBや1か月100GBなど上限が設けられており、完全無制限で利用できるプランはありません。
会社員の方で一人暮らしなら、1か月100GBの通信量でも足りる方もいると思います。
しかし在宅勤務の人は1日中自宅のインターネット回線を利用することになるため、1か月100GB（1日3GB）では足りません。
また家族世帯の場合、通信量をシェアすることになるため、モバイルWi-Fiだけで満足するインターネット環境を整えるのは困難です。
モバイルWi-Fiを利用するなら『BroadWiMAX』がオススメ！
数あるモバイルWi-Fiの中で、本サイトがオススメするのはBroadWiMAXです。
3日10GBまでなら通信制限無しで利用可能
BroadWiMAXは、月単位ではなく3日ごとに通信量の判定を行います。
3日間の通信量で速度制限の判断を行うため、1度10GBを超えたとしても、10GBに収まった翌日から通信速度なしで利用することが可能です。
また10GBを超えた際の通信制限は1日中ではなく、翌日18時から翌々日2時までの間です。
それ以外の時間帯は、10GBを超えていたとしても速度制限はかかりませんので、日中は本来の速度でインターネットを楽しめます。
通信速度制限中も1Mbpsで利用可能
BroadWiMAXは3日で10GBを超える通信量を使用しても、インターネット回線が利用できなくなることはありません。
10GBを超えた翌日18時から翌々日2時までの間は、1Mbpsの速度でインターネットを利用できます。
Twitterやブログは問題なく見れますので、使い方の工夫次第で夜でもインターネット回線を利用できます。
ただ1mbpsで高画質の動画を視聴することはできませんし、360pの画質であっても2倍速にすると動画がカクつく可能性もあります。
また楽天市場など表示される画面に画像が羅列する場合、完全に表示が完了するのに時間がかかりますので、快適な環境でネットショッピングを1Mbpsの通信速度で楽しむのはできないと考えた方がいいでしょう。
クレジットカード払いなら初期費用0円で利用可能
モバイルWi-Fiは、モバイルWi-Fiルーターを準備する必要があり、通常は機器代金を支払います。
しかしBroadWiMAXは、クレジットカード払いを条件にWEB申し込みをすると、初期費用20,743円が0円になります。
キャンペーン期間は、2016年3月1日から執筆時点でも継続しており、今から契約する際に利用することも可能です。
しかし期限が定めていない以上、いつ終了しても不思議ではありませんので、キャンペーンが利用できるタイミングで契約したほうがお得なのは間違いありません。
3社のホームルーター比較のまとめ
『ドコモ home 5G』・『auホームルーター5G』・『Softbank Air』の3社のホームルーター比較のまとめです。
- 最もオススメなのは「ドコモ home 5G」
- 最安値で利用したいなら「Softbank Air」
- ホームルーターをレンタルできるのは「Softbank Air」
スマホのセット割を利用する場合は、スマホ会社と同じホームルーターを利用するのも選択肢です。
しかし同じ会社のスマホでも料金が割引されるプランは限られているため、ホームルーター単体で利用する会社を選んで問題ありません。
光回線のように、インターネットを利用したいのであればドコモ home 5Gがオススメです。
ホームルーターが手元に届き次第、利用できますので、すぐにWi-Fi環境を利用したい人は、今すぐ契約しましょう！
