養生テープを使うと荷ほどきが時短になる？おススメの活用法とは？

引越しのときには、ガムテープを使うことがほとんどでしょう。

けれどもガムテープは荷ほどきの際に剥がしにくく、ベタベタした糊が残ってしまって面倒と思ったことはないでしょうか。

全ての梱包にガムテープを使うのではなく、養生テープと使い分けると荷ほどきの際に楽に剥がせて時短にもつながります。

そこで本記事では、養生テープの活用法について紹介します。

1. 養生テープとは？

養生テープは、ポリエチレン素材でできたテープで、工事や塗装の際に使われることが多いです。

縦横に線が入っているため、手で簡単に切れます。

普段の使い方としては台風のときに窓ガラスに貼り、ガラスの飛散を防ぐ用途としても使用されます。

また粘着力が弱い特性を活かし、簡単に剥がせるため跡を残したくないところに貼り付ける方法が一般的です。

2. ガムテープとの違いは？

ガムテープは養生テープとは反対に、粘着力が強いため、一度貼り付けるとなかなか剥がれません。そのため、ダンボールの梱包などしっかり固定させたいときに使うことが多いでしょう。

値段は養生テープのほうが50円ほど高くなりますが、そんなに大量に使わない場合は100均でも手に入れられます。

3. 養生テープの活用法3つ！

引越しの際の養生テープの活用法３つについて紹介します。

活用法1つ目は、プチプチで梱包した食器類や割れもの、家電などを養生テープで固定したいときに使います。

養生テープだと引越し後の荷ほどきのときに、力もカッターもいらないので、どんどん剥がせて時短につながります。

また、養生テープで留めたプチプチならきれいに剥がせるため、別の荷物の発送など再利用可能なのも嬉しいところです。

活用法2つ目は、プラスチックの衣装ケースの引き出し部分に貼ると良いでしょう。

引越しの際に引き出しが開くのを防ぐためですが、剥がすときに跡が残らずきれいです。

活用法3つ目は、マステ代わりに使えます。

養生テープに油性ペンでメモして貼り付けると目立つため便利です。

4. 養生テープを使うときの2つの注意点とは？

さっと剥がせて跡が残らず、便利な養生テープですが、いくつか注意点があります。

1つ目は、化粧シートや木製の家具に直接貼らないことです。

剥がすときに塗装も一緒に取れてしまって見た目が悲惨になります。

我が家では、引越し業者さんがうっかり本棚や巾木に養生テープを貼ってしまったせいで、塗装が剥がれてしまったという苦い経験があります。

2つ目は、養生テープはすぐ引越し後、なるべく早めに剥がすことです。

粘着力は弱いですが、長期間放置すると糊が残ってしまうので注意してください。

5. 養生テープを使って荷ほどきを時短にしよう！

私は今までに5回引越しの経験があるのですが、3回目の引越しのときに業者さんが養生テープを使っているのをはじめて見て便利そうだなと感じ、自分も取り入れるようにしました。

養生テープだとガムテープよりも、剥がすのも楽で跡も残らないため、荷ほどきが時短になります。

これから引越しする方がいらっしゃったら、ぜひ使ってみてください！