引越しすると、いま使用しているウォーターサーバーを利用できない可能性があります。
利用できる場合であっても、別途費用が発生するケースもありますので、引越し時やるべきウォーターサーバー手続きと費用について解説します。
引越し先が配達対象外だとウォーターサーバーを継続利用できない
契約中のウォーターサーバーが引越し先で利用できないケースとは、水の配達区域の対象から外れるケースです。
ウォーターサーバーは自宅まで水を運んでくれる利便性もメリットの一つですが、業者によっては関東地方限定など、配達地域が限定されていることもあります。
関東限定のウォーターサーバーと契約している人が関西に引っ越しすれば利用できなくなりますので、引越し先が決まりましたら、現在契約しているウォーターサーバーの配達エリアに入っているかを確認してください。
また水を配達する関係上、引越し先の住所によっては配達料が変更になることも考えられます。
九州にある水源から水を汲んでいる場合、水源から近い地域に配達した方が運送コストは抑えられる一方で、水源から遠くなれば運送料は高くなります。
全国均一料金で配達している業者もありますので、配送料が高くなる場合には、乗り換えもご検討ください。

ウォーターサーバーの引越し際に確認すべきポイント

引越しする際は、ウォーターサーバーを継続して利用する・しないにかかわらず、引越し作業が必要になります。
また作業前に確認すべきポイントもありますので、ご確認ください。
引越し先で同じ代理店と契約できるとは限らない
ウォーターサーバーは代理店を経由して契約するケースが多く、代理店の管轄するエリアが決まっているケースもあります。
引越し先の住所が代理店の管轄外であれば、代理店を変更せざるを得ませんのでご注意ください。
利用しているウォーターサーバーは代理店からレンタルしているケースがほとんどであり、代理店が変わる場合には、いま使用しているウォーターサーバーは返却しなければなりません。
そして引越し先で新しく契約する代理店から、ウォーターサーバーを借りることになりますので、手続き面では実質的に乗り換えと同じです。
契約する際に配送料はかからないケースがほとんどである一方で、解約しレンタルしていたウォーターサーバー返却する際は、配送料が有料になることもあります。
また代理店によっては利用できるサーバーの種類が限られていることもあるので、事前に利用できるサーバーをお確かめください。
引越しの日時や新居の住所をウォーターサーバーの業者へ連絡する
引越し先のエリアが管轄エリア内であれば、引き続き利用可能です。
ただウォーターサーバーの種類によっては、専門業者が取り付け取り外しを行いますし、水の配達場所も変わりますので、連絡は必須です。
次回の配達日において、住んでいる場所が引越し先になるのであれば、登録している住所変更も必要ですし、水の在庫は引越しする際の荷物となります。
引越しするまでの期間使用する水のストックがある場合、1か月配達をスキップすることも検討しましょう。
なお引越しする人が多くなる時期は、ウォーターサーバーの取り付け・取り外し依頼も多くなるため、早めに連絡して日程調整することをオススメします。
ウォーターサーバーの水抜きは引越し時の必須作業
引越し先に持参する場合も、契約解除する場合も、水抜き作業が必要です。
ウォーターサーバーの機種によって水の抜き方は異なりますが、数時間はかかるため、引越し前日までに作業が終わるようにスケジュール管理してください。
また温水システムを使用している場合、コンセントを抜いてから一定時間は水が暖かくなっている状態です。
サーバーによっては90℃近くの温度となっているため、一定時間経過した後に水抜き作業を行わないと火傷する危険性があります。

ウォーターサーバーの引越し手続き

ウォーターサーバーは、水道・ガス・電気・インターネット回線と同様、引越し時には必ず手続きをしなければなりません。
継続利用する場合の住所変更手続きは必須
継続利用する場合は、住所変更手続きが必要です。
水を運搬しますので、住所を変えないと引越し先に水が運搬されませんし、業者にも迷惑がかかります。
住所変更手続きについては、ホームページまたは電話で行います。
引越しを機にレンタルしているウォーターサーバーの機種を変更する場合は、住所変更のタイミングで切り替えるとサーバーを持ち運ぶ手間が省略さるのでご検討ください。
引越し先でウォーターサーバー設置場所する場所は事前にチェックしよう
引き続きウォーターサーバーを利用する場合は、引越し先の設置場所を先に確保してください。
ウォーターサーバーはそこまで縦横の幅はありませんが、電気を使用する関係上、近くにコンセントがないと利用できません。
また機種によっては隙間を開ける必要があるため、冷蔵庫を買い換えるなど、生活様式に変更がある場合は、あらかじめ設置する場所を想定してください。

ウォーターサーバーの水抜きをする際の作業手順

ウォーターサーバーを水抜きする際の手順をご説明します。
機種によっては、水抜き方法が異なる場合もありますので、一般的な作業手順とお考えください。
お湯が冷めるまで6時間から8時間かかる
ウォーターサーバーは、温水を利用できるのが魅力ですが、水抜きするためには温水が冷めるまで待たなければいけません。
季節などによって冷めるまでの時間は異なりますが、コンセントを抜いてから6時間から8時間後に作業することをオススメします。
ウォーターサーバーのお湯は70~90℃あるので、コンセントを抜いた直後に水抜き作業を行うのは現実的ではありません。
水抜きしてもウォーターサーバーに水が残っている場合もありますので、引越しで運搬する前に水受け皿に水が残っていないかはします。
サーバー内を乾かす意味も含めて、前日までに作業を終わらせましょう。
付属品は外して持ち運びすること
ウォーターサーバーは縦に設置するものであり、ボトルカバー等の部品は金具でとまっていません。
そのため移動するために斜めにすると、部品が外れる可能性もあるため、カバーを外すか養生テープなどで固定してから運搬してください。
レンタルサーバーは付属品の紛失に注意すること
ウォーターサーバーのほとんどは、業者からレンタルしているサーバーです。
契約終了時にサーバーを返却することなりますが、その際付属品を紛失していると違約金を請求される可能性もあります。
引越し時は付属品などの小さい物がどこかにいってしまうことがあるので、細かい部品などはまとめて管理するようにしてください。

引越し先でウォーターサーバーを新規契約する際に確認すべきこと

引越しのタイミングで、新しくウォーターサーバーを契約する場合に確認すべきポイントをご説明します。
ウォーターサーバーの水の残量はどのくらいあるか
ウォーターサーバーの水は交換式であり、他社のサーバーとの互換性はありませんので、余っている水のボトルを別のサーバーで利用することはできません。
したがって引越しのタイミングで乗り換えるのであれば、水のストックを逆算して配達の休止や解約手続きをする必要があります。
契約期間による違約金が発生しないか
ウォーターサーバーの種類などによっては、契約期間が設定されているものもあり、指定された期間よりも短い時期に解約する際は違約金が請求されます。
違約金の額は業者ごとに異なりますが、1万円から2万円程度が相場となっています。
なおウォーターサーバーの乗り換えキャンペーンを実施している業者もあり、活用すれば違約金相当額を負担してくれることもありますので、キャンペーンを利用して乗り換えるのも選択肢です。
引越し先で利用できる業者の選定
ウォーターサーバーは水を自宅まで配達する関係上、利用可能エリアが決まっています。
現在使用しているウォーターサーバーを継続利用しようとしても、引越し先が配達区域外にであれば契約更新はできませんのでご注意ください。
また配達する地域や契約するプラン(水の種類)によっては、配送料が違うこともあり、水源から遠い地域ほど配送料が高くなる傾向にあります。
引越し時にウォーターサーバーは自分で運ばないといけないのか?

ウォーターサーバーは水も含めると重いですし、レンタル物品なので万が一破損すると弁償対象になる可能性もあります。
ウォーターサーバーは基本的に契約者が運ぶことになる
ウォーターサーバーを引越し先でも引き続き契約する場合は、原則契約者本人が持っていくことになります。
代理店が変更する場合や解約する際は、レンタルしているウォーターサーバーを返却しますので、引越し先に持参する必要はありません。
引越し業者がウォーターサーバーを運んでくれるのかは事前に確認すべき
ウォーターサーバーは精密機械なので、引越し業者に運べるかあらかじめ確認してください。
運び方が雑だと故障やトラブルになる可能性もありますし、ウォーターサーバーが故障すれば補償問題になりますので、事前にウォーターサーバーの存在を話しておかないと、運搬するのを断られるケースも考えられます。
また破損等があることを想定し、引越し前に外観の写真を残しておく方法もあります。
不要なトラブルを避けるために、事前に準備は怠らないようにしましょう。

オススメのウォーターサーバー3選!
ウォーターサーバーの種類はたくさんありますので、どれを選べがいいか正直わかりませんよね。
そこでジャンルごとにオススメできる、ウォーターサーバーを3つご紹介いたします。
天然水の種類が選べる『ウォーターワン』

waterone(ウォーターワン)は、4種類の天然水から飲みたい水を選べるウォーターサーバーです。
天然水の種類
- 富士山の天然水
- 南阿蘇の天然水
- 島根の天然水
- 沖縄の海洋深層水
契約する水の種類と配送先の地域によって配送料が異なりますが、水源に近い地域にお住まいなら配送料は無料です。
サーバーレンタル料は無料なので、たとえば関東に住んでいる方が富士山の天然水を利用すれル場合、水の購入代金のみを支払うだけでOK!
(ウォーターサーバーの電気代はかかります。)
ウォーターサーバーの機種も複数用意されており、『WS2サーバー』は卓上型なので、一人暮らしの空間でも邪魔になりません。
(高さ57cm・幅30cm・奥行き34cm)
機能面で見てもエコモードがあるので、利用しないときは節電で電気代を抑えることも可能です。

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するのに躊躇する最大の理由は、水を使い切れないことにあります。
しかし、ウォーターワンはウォーターサーバー業界では珍しく、2か月連続で配送をスキップが可能です。
一人暮らしでも3か月あれば水を飲み切りますので、使用量が心配な方にオススメなウォーターサーバーです。
カフェも楽しめる『フレシャス』

FRECIOUS(フレシャス)は、水だけでなくカフェも楽しめるウォーターサーバーです。
フレシャスは富士山の天然水を使用しており、日本人が飲み慣れている軟水です。
一人暮らしだと水の使用量が懸念材料ですが、水が余ってしまった際は翌月の配送をスキップできますのでご安心ください。
水のみ利用する場合のAQUWISH(アクウィッシュ)は、配送料が無料のほか、サーバーレンタル代も通常330円のところ無料になっています。

一方、コーヒメーカーと一体となった『Slat+cofe』を選べば、ウォーターサーバーでコーヒーを利用することが可能です。

新規でフレシャスを利用する場合、サーバーレンタル料が無料になる特典があります。
また他のウォーターサーバーを利用している人は、最大16,500円の違約金キャッシュバック特典を利用できます。

定額制プラン!『キララウォーター』

キララウォーターは、水道直結で利用するウォーターサーバーです。
一般的なウォーターサーバーは水を運んでくるので、ストックボトルの置き場が難点になることもありました。
しかしキララウォーターは、水道管に直結するタイプなので、サーバーを設置する場所だけあれば大丈夫です。
家庭浄水器との違いは浄水システムの構造。
世界基準のフィルターを使用しているため、安全な水道水の水質を更に高める仕組みとなっています。

数種類の高性能フィルターによってろ過しているため、自然の豊かな大地が多くの地層を通して天然水を作っているシステムと似ているのが特徴的。
設置については専門エンジニアが行いますし、作業時間も30分から1時間程度で完了します。
また取り外しも簡単にできるため、賃貸物件で利用することも可能です。
水の残量を気にしないで使いたい人は、『kirala』を利用することをオススメします。
ウォーターサーバーの引越し手続きのまとめ
ウォーターサーバーの引越し手続きのまとめです。
- 引越し先が配達エリア内か確認する
- 水の残量を確認
- 水抜きは前日前に終わらせる
- 引越し業者に配達できるか確認すること
- 乗り換える際は違約金に注意
引越しは生活スタイルを見直すいい機会です。
ウォーターサーバーを継続利用するのもいいですし、引越しを機に別のウォーターサーバーを利用するのもいいかもしれません。
引き続き引越し先でも同じウォターサーバーを利用する際は、サーバーの運搬に注意してください。
運ぶのが難しい場合は、引越し業者に運搬してもらったほうが安心・安全です。

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