引越しには、引越し費用や敷金・礼金などの出費がかさみますので、少しでも給付金がもらえたら嬉しいですよね。
実は国や市区町村はもちろんのこと、引越し業者、そして引越し一括見積もりサイトから金銭などの支援を受けられるケースがあります。
また支援を受けられるのは住宅を購入した時だけではなく、賃貸物件に住み替えでも利用できる制度もありますので、解説していきます。
引越し助成金・給付金の意味と違いとは?

引越し助成金・給付金とは、引越しに伴う移住などをしたことでもらえる金銭のことをいいます。
助成金と給付金には明確な違いはありません。支給する機関によって名称が変わるだけです。
例)
豊島区・・・『子育てファミリー世帯への家賃助成制度』
国土交通省・・・『すまい給付金』
給付金・助成金の金額は国や各市区町村によって異なります。
また引越し業者が助成金・給付金を支給している場合(※)や、引越しの見積もりサイトがキャッシュバックをしている場合もあります。
※引越し業者の場合、助成金と言いながらもお金ではなく、何かしらの商品を現物支給するケースが多いです。
引越し助成金・給付金の種類
では引越し助成金・給付金にはどんな種類があるでしょうか。
実は引越し助成金・給付金は、「引越しをした時だけに貰える」という訳ではありません。
引越し・移住などに加え、住宅を購入した場合、出産をした場合、そして起業をした場合などにも引越し助成金は受け取ることが可能です。
- 単純に引越しをした場合
- 住宅購入した場合
- 移住した場合
その1:単純に引越しをした場合
厳密には助成金と言えないかもしれませんが、単純に引越しをした場合にも助成金はもらうことが可能です。
ただ、引越しをするだけで特典がもらえるのは、引越し業者や引越し一括見積もりサイトを通じて引越しをした場合です。国や地方自治体からの補助というものはありません。
そして国や地方自治体と違い、引越し業者や一括見積もりサイトからの助成金というのは金銭給付ではなく「物」での支給が多いです。
そして現金プレゼントは抽選になることがほとんどです。
なので助成金とは言うものの、一般にイメージされる助成金とは別物です。過度に期待せず、もらえたらラッキーぐらいに思っておくといいでしょう。
その2:住宅を購入した場合
引越し給付金で最も一般的なのが、住宅購入に伴う金銭支援。
たとえば「すまい給付金」は最大50万円支給されますし、ローンを組んでいる人は住宅ローン控除の適用が受けられます。
また市区町村の場合、固定資産税の減税措置や独自の給付金政策を実施している場所もあり、意外と地域差があります。
そのため住宅を購入する場所が決まりましたら、まずは市区町村のホームページで一度制度があるかを確認し、忘れずに申請をするようにしましょう。
※住宅購入と引越しというのはあまり結びつかない言葉かもしれません。ですが、住宅を購入するということは、その家に引っ越すということですので、引越しの一種として考えます。
その3:移住をした場合
新しい土地でビジネスを始めたり、生活様式を変えるべく移り住んだ場合(=移住した場合)にも助成金がでることがあります。
特に過疎化している地方自治体に移り住むと補助金が出るというケースが多いです。
地方自治体の中には、人口減少に歯止めをかけないと、将来的に存続が危うくなる所が存在します。
そのため移住してくれ人が増えることは地方自治体としては非常に大助かり。移住するだけで給付金や住まいなどの現物支給をしてくれる自治体が増えています。

風情ある住まいづくり支援事業助成金制度について(洲本市)
引越し費用の助成金・給付金がもらえる機関や企業
引越し費用の助成金・給付金が支給してくれるのは、以下のいずれかの事業体です。
- 行政機関
- 引越し業者
- 引越し一括見積もりサイト
国や地方自治体
引越し伴う費用を、国や地方自治体が支援するケースは年々増えています。
たとえば「すまい給付金」は、住宅を購入して入居した後に最大50万円が支給される制度です。
また地方自治体も、地方移住を推進するために積極的に給付制度を実施しており、特に子育て世代に100万円の支援する自治体もあります。

神栖市では、若年世帯の移住・定住促進や子育て支援のため「かんどうみつけて住まいる」をキャッチフレーズに、従前の若年世帯住宅取得補助金から同居要件の緩和や加算内容を拡充した「かみす子育て住まいる給付金」を創設しました。
住宅取得費の一部として最大100万円を助成します。
引越し業者が支給するケース
引越し業者は、引越しを依頼した場合や引越し費用の見積もりを行った場合に、現金または商品を特典として配ることが多いようです。
引越し見積もりキャンペーンとは、引越し見積もりや、見積もり後に実際に引越し依頼をすると受けられるキャンペーンです。
たとえば『アリさんマークの引越社』では、訪問見積もりをするだけで引越し時に役立つグッズがプレゼントされます。

出典:アリさんマークの引越社
また『サカイ引越センター』ならは、訪問見積もりで岩手県産のお米「ひとめぼれ」がプレゼント。
普段の生活では買わない商品ほど、プレゼントでもらうと嬉しいもの。
引越しを記念に、いつもと違ったお米を食べるのもいいかもしれませんね。

出典:お見積もりキャンペーン
現金給付ではありませんが、タダでもらえるプレゼントは嬉しいものです。
引越し一括見積もりサイトが支給するケース
引越し一括見積もりサイトでは、サイト利用者に対して抽選で現金プレゼントを実施している会社がいつくもあります。
※引越し業者≠引越し一括見積もりサイト
たとえば、引越し一括見積もりサイト大手の『引越し侍』では、期間限定で引越しキャンペーンを実施しています。

※応募には条件があります。
また『価格.COM』では、総額50万円を毎月プレゼントするキャンペーンを実施しています、

出典:価格.com引越し応援キャンペーン 毎月当たる!総額50万円プレゼント!
※応募には条件があります。
全員が必ずもらえるキャンペーンではありませんが、引越し一括見積もりサイトは引越し料金を比較して値下げするのが本来の目的。
給付金はもらえなくても、引越し費用が5万円下がれば、5万円の給付を受けたのと同じ効果があります。
引越しに関係する助成金を受け取る際の注意点
各種の助成金や給付金を受け取る場合には、要件や申請が必要であり、自動で給付金は支給されませんので注意しましょう。
自治体の申請手続きは必ずHPで確認すること
引越し関連の助成金は、各自治体が独自で行っているため、給付要件や手続き方法は自治体のホームページで確認してください。
また市区町村の窓口に確認する場合には、「子育て支援課」などに手続き方法を聞くことになりますが、取り扱っている「課」や、課の名称は自治体でバラバラです。
そして助成金制度は、期間限定で行っているものが大半なので、期間中に申し込まないと受け取りできませんので注意してください。
引越し業者や引越し一括見積もりサイトは応募要件をチェック
特典を受けるための条件として、ホームページからの申し込みを要するサイトもあります。
また抽選形式の場合には、応募しても必ず給付金を受け取れるとは限りません。
給付金の申請期間は必ず守ること
給付金の要件を満たしていても、申請期間までに申し込まないと受給できません。
行政機関であれば、申し込み期間を過ぎた場合に柔軟な対応をしてくれる可能性は極めて低いので、早めに申請手続きをしてください。
また引越し一括見積もりサイトなども同様に、応募期間が設定されていますので、こちらもお忘れなく。
引越し時の助成金・給付金のまとめ
引越し時に受け取れる、助成金・給付金についてのまとめです。
- 国や地方自治体が支給するケースが一般的
- 引越し業者等が支給してくれることも
- 給付金には一定の条件がある
- 申請しないと受け取りはできない
「すまい給付金」などを受け取った場合、一時所得として所得税の課税対象となります。
ただ一時所得は50万円の特別控除がありますので、控除額以内なら非課税です。
なお給付金が受け取れなくても、引越し費用を抑えることで給付金をもらうのと同等の効果を得ることが可能です。
引越し一括見積もりサイトを利用すれば、最大50%OFFで引越しできるケースもありますので、利用してみてください。

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