引越しは、部屋にある家具・家電をすべて運ばなくてはいけません。
ベッドも引越し先に持参することになりますが、大きさからわかるとおり、ベッドは簡単に運搬できる家具ではないです。
引越しコストを考えた場合、思い切って引越しのタイミングでベッドを買い換えることも選択肢になります。
そこで今回はベッドを処分した場合と、持ち運びする際のメリット・デメリットについてご説明します。
引越しでベッドを運搬する際に確認すべき3点
ベッドを買い換えるか持ち運ぶかを判断する前に、今持っているベッドについて3つの事項を確認してください。
今住んでいる場所からベッドを運び出せるか
ベッドは縦×横×高さの合計面積が大きいため、組み立てた状態でドアの外に持ち運べるかわかりません。
縦×横の大きさは大丈夫でも、以外と足の長さが邪魔になって通れないケースもあります。
もちろんドアを通れないなら持ち運びはできませんし、窓の外から吊り上げて持ち出す場合は、追加コストが発生します。
そのため運搬する・しないを判断する際は、現状あるベッドの大きさを最初に確認してください。
使用中のベッドは解体可能か
組み立て式のベッドの場合、解体すればある程度コンパクトすることも可能です。
しかしベッドの種類によっては解体が難しい物もあるため、解体可能・不可能の確認が必要です。
組み立て式のベッドであっても、組み立ての説明書は捨ててしまっている事もあるため、再度組み立てられるかも確認してください。
再度組み立てるのが難しい場合、買い換えることも選択肢になります。
引越し先の部屋に持ち運び・設置は可能か
ベッドの運搬でもう一つ大事なのが、引越し先に搬入できるかどうかです。
解体せずに運搬できたとしても、引越し先のドアが狭いと搬入できません。
また窓から入れる場合、吊り上げるコストが発生する点も要注意です。
クレーンで吊り上げるとなると数万円のコストが発生するため、新品に買い換えた方が費用対効果の面ではよくなるケースもあります。
引越し先にベッドを持ち運ぶ際のメリット・デメリット
引越し先にベッドを持ち運ぶ際のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット①:買い換えコストを抑えられる
ベッドはどんなに安くても数万円しますので、買い換えをすれば支出額は増えます。
またベッドは簡単に捨てられませんので、廃棄費用もかかりますし、引き取ってもらう場合でも有料のケースが多いです。
いま使用しているベッドを引き続き用いれば、買い換えコストをゼロにできるため、引越し費用を最小限抑えたい人は、引越し先にベッドを持ち運びましょう。
メリット②:同じベッドで引き続き寝られる
住む場所や環境が変われば、寝付きや睡眠の質に影響を及ぼすこともあります。
買い換えたベッドが合わなかった場合、寝付きが悪くなる可能性もあるため、新生活での安息の場所が失われる危険性も。
逆にベッドを引き続き利用すれば、ベッド内の空間は引越し前と同じなので、環境の変化によるストレスをある程度緩和してくれます。
睡眠は生活の基本ですので、寝付きが良くない人はいま使用しているベッドを持ち運んだ方がいいでしょう。
デメリット①:運搬コストが発生する
ベッドは荷物の中でも特に大きい家財であり、引越し業者に依頼する場合、引越し荷物の量が多くなると費用が高くなります。
ベッドを運搬するために一回り大きなトラックが必要になれば、その分コストが上乗せされます。
またベッドの買い換えをすると数万円は必要になるのに対し、布団なら1万円以内で購入することも可能です。
布団はベッドに比べて持ち運びが楽なので、引越しを頻繁にする人は布団に買い換える選択肢も考えておきましょう。
デメリット②:解体作業が面倒
ベッドがドアを通れる幅なら問題ありませんが、通れないならベッドを解体しなければなりません。
解体作業は面倒ですし、引越し先に到着したら再構築が必要です。
ベッドを購入した際、購入店の従業員に組み立てをしてもらっている人は、説明書無しで再組み立てするのは難易度が高いため、説明書が保管されているかも確認してください。
ベッドを買い換える際のメリット・デメリット
次にベッドを買い換えた際のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット①:ベッドを引越す費用が浮く
ベッドを解体して運搬できる場合は通常費用に含まれる一方で、窓からクレーンで吊り下げる際は別途に費用が発生します。
クレーンで吊り上げ・下げを行う場合、数万円請求されるため、一人暮らしの引越しだと料金が倍近くになる可能性も。
ベッドを買い換えれば、ベッドに関する引越し費用はかかりませんし、購入すれば店舗から自宅に直接ベッドを運んでくれます。
メリット②:新品の寝具で新生活をスタートできる
ベッドは毎日使いますので、老朽化しますし傷みも出てきます。
またワンルームだとベッドが部屋のスペースを取るため、同じベッドを使用すると以前住んでいた部屋とあまり変わらない風景になることも。
気分を一新したい場合、ベッドを買い換えることで部屋の雰囲気も変化するため、コスパだけでなく、生活の質を考えてた上で判断することも大事です。
デメリット①:ベッドの処分費用と購入費用が発生する
ベッド買い換えの最大のデメリットは、買い換えコスト。
ベッドを破棄する場合、粗大ゴミ扱いとなるため、ゴミ捨て場に置くだけでは引き取ってくれません。
またゴミ処理場へ持参する際も、処分代がかかります。
ベッドを購入する際も数万円は必要となるため、単純な支出で考えると引越し先へ持参した方がコストは抑えられます。
デメリット②:ベッドの処分手続きは面倒
ベッドはとにかく大きいため、車がない人はゴミ処理場まで持って行くことができません。
引き取りに来てもらう場合でも、連絡や日程調整が必要となり、引越しの忙しい時期の手間となります。
なお引越し業者は、有料オプションとしてベッドを引き取ってくれるケースもあります。
業者によってオプション内容は異なるため、見積もりをする際に聞いてみるのも選択肢です。
引越し時にベッドを処分する3つの方法
ベッドを買い換える場合、今所有しているものは処分しなければなりません。
引越し業者に引き取ってもらう以外に、ベッドの処分方法は3つありますのでご紹介します。
ベッドを購入する店舗で引き取ってもらう
寝具店では、ベッドの引き取りサービスを実施しているお店もあります。
たとえば『ニトリ』では、購入した家具と引き取りする家具が同数量なら、3,000円で引き取ってくれます。
引き取りは基本的に有料になりますが、自分で処分場まで持参する手間暇を考えると、意外と費用は安いです。
リサイクルショップで売却する
使用頻度の低いベッドならリサイクルショップで売却することも可能です。
最近ではネット買い取りしてくれる業者もあるため、店舗までベッドを持参する必要がないのもポイント。
たとえば『ティファナ』は、ノーブランドから雑貨まで無料で買取査定を行っていますし、最短60分のスピード出張買取もしてます。
メルカリなど個人間で売買する方法もありますが、その場合には自分で売却する物を梱包しなければなりません。
洋服などであれば個人感売買も容易ですが、家具家電は一般の人には難しいので、業者に買い取ってもらう方が安心・安全です。
自治体のゴミ処理場で処分する
解体できるベッドなら、自治体の粗大ゴミの扱いにしたがって処分しなければなりません。
一般的粗大ゴミを処分する際は、「粗大ゴミ処理券」が必要で、事前に自治体内にあるスーパーなどで購入する必要があります。
また引き取り日も決まっている点も注意してください。
ゴミ処理場まで持参する場合は、重さで処分代が変わる自治体が多いです。
ベッドは重いので、ある程度の処分費は見込んでください。
引越しでベッドを運搬・買い換える場合のまとめ
引越しでベッドを運搬・買い換える場合のまとめ
- コストを抑えるなら引越し先へ持参
- 処分する費用が必要
- 運搬できるかは事前に確認
- 引越し先の通路・ドアの幅も調べること
ベッドは引越し荷物の中でも大物であり、引越し業者に依頼しないと持ち運ぶのは難しいです。
ただベッドの運搬費用は、料金に含めている業者も多いため、見積もりの際にベッドの運搬費についても確認してください。
なお引越し業者の費用を比較する際は、『引越し一括見積もりサイト』の利用をオススメします。
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