住民票の転出届を忘れた！役所の手続きは郵送でも可能なのか？

引越しすれば住所は変わりますので、転出届手続きはやらなくてはいけません。

近所に引越すなら今まで住んでいた市区町村に行くのも比較的容易ですが、長距離引越しの場合戻るのも大変なので、引越し前に転出届は提出しましょう。

ただ転出届は郵送でも可能なので、郵送する際の手続き方法と注意点について解説します。

転出届は必ず提出しないといけないのか

住んでいる市町村が変わった場合、転出届は必ず提出しなければいけません。

これは法律で規定されている事項であり、任意で提出の有無を決められるものではないです。

住民基本台帳法
（転出届）
第二十四条　転出をする者は、あらかじめ、その氏名、転出先及び転出の予定年月日を市町村長に届け出なければならない。

ただ一時的な転居や、親の介護のために生活の拠点が2か所になるなど、正当な理由があれば転出届を提出しなくていい場合もあります。

それらは例外的な措置なので、基本的に住む場所を変更する人は転出届を提出してください。

転出届の郵送は可能なのか？

市町村の役所の窓口に行かなくても、転出届は郵送で手続き可能です。

手続きする際は、各地方自治体の指定された書式に必要事項を記載し、本人確認書類などを同封の上、郵送してください。

参考：郵送用の転出届（千葉県千葉市の様式）

郵送した転出届申請はどのくらいで返送されるのか？

転出証明書が申請者に届くまでは、役所に書類が届いた後1週間程度かかります。

転出届を郵送する際、記載不備同封する書類に不足があれば、転出証明書が返送されるまでの日数は伸びます。

また転出件数が多い時期（3月や4月など）は返送が遅くなるため、日数に余裕を持って手続きしてください。

なお返送先は、請求者の住所宛のみとなりますので、自宅や請求者以外の場所への返送依頼はできません。

住民票異動届の氏名は自筆で署名すること

転出届の用紙は、指定されているものを印刷して使用してください。

Excelなどで打ち込みが可能な市町村もありますが、氏名は自筆でなければ受け付けてくれない恐れもあります。

したがって氏名は自筆で書き、認印を押印して提出してください。

転出届を郵送手続きする際のポイントのまとめ

転出届を郵送で行う際は、以下の点に注意して手続きしてください。

引越しする際は、転出届以外にも役所関係の手続きが多いですので、各手続きの期限をご確認ください。

また引越し業者に荷物の運搬を依頼する際は、できるだけ早めに予約をしましょう。

直前に引越し業者へ予約仕様とすると料金が割高になったり、予約が埋まっていて依頼できないケースもあります。

そして引越し業者は複数の会社を比較して決めるのが鉄則ですので、引越し一括見積もりサイトを利用して、効率よく複数社の見積もりをしてください。