車を持っている人は、引越し後すみかやかに住所変更手続きをしてください。
たかが住所変更と思うかもしれません。ただ期限内に手続きをしないと、罰則を受ける可能性があります。
余計な罰則・罰金を受けないために、自動車手続きの一覧を用意しましたのでご確認ください。
引越し時の自動車手続きリスト
引越しした際に、自動車で必要な住所変更手続きは4種類です。
引越しから手続きするまでの期限が決まっている書類もありますので、できるだけすみやかに手続きしましょう。
手続きする書類 | 手続きできる場所 | 期限 |
運転免許証 | ・管轄警察署 ・管轄免許センター |
すみやかに |
車庫証明 | ・管轄警察署 | 引越し後15日以内 |
車検証 | ・管轄運輸支局 ・軽自動車検査協会 (軽自動車の場合) |
引越し後15日以内 |
自動車保険 | ・契約している保険会社 | すみやかに |
【運転免許証】引越し時の住所変更手続きについて
車関係の手続きでは、まず真っ先に運転免許証の住所変更を行いましょう。
運転免許証は、身分証明書としても利用する機会が多いです。
また他の自動車関係の手続きでも利用しますので、優先的に住所変更をしましょう。
運転免許証の住所変更の明確な期限はない
運転免許証の住所変更について明確な期限はありませんので、引越し後すみやかに住所変更の手続きをすれば大丈夫です。
住所変更時の注意点としては、新住所を証明する住民票などが必要になりますので、引越しが完了した後ではないと作業ができません。
住所変更は管轄の警察署・免許センター
運転免許証の住所変更は、新しい住所を管轄する警察または免許センターです。
免許センターは都道府県に数か所しかありませんので、警察署で手続きした方が楽です。
ただ警察署での住所変更は、原則平日のみしか行っていません。
(都道府県によって異なる場合があります)
一方免許センターは日曜日対応していますので、休日しか休めない人は免許センターで住所変更をしてください。
住所変更手続きで必要な書類
運転免許証の住所変更で、必要な書類はこちらです。
- 現有の運転免許証
- 運転免許証記載事項変更届(届出用紙は窓口にあります。)
- 住民票など新住所が確認できるもの
- 印鑑(念のため)
なお世帯で転居された場合、世帯全員の手続きをまとめて行える場合があります。
また、世帯で転居された場合、世帯全員が記載された住民票と免許証で家族関係が確認できれば、世帯のうちのお一人が、同一世帯の他の方の変更手続きもまとめて行うことができます。
【車庫証明】引越し時の住所変更手続きについて
車庫証明の正式名称は「自動車保管場所証明書」といい、車を所有する際には必要な書類です。
(軽自動車の場合には、「軽自動車保管場所の届出手続」)
また車庫証明の住所変更手続きには期限が設定されていますので、注意しましょう。
車庫証明は引越し後15日以内に手続きをしなければいけない
車庫証明の手続きは、引越ししてから15日以内に手続きすることが法律で決まっています。
また住所変更しない場合には、罰則規定もありますので気を付けてください。
自動車の保管場所の確保等に関する法律
(保管場所の変更届出等)
第七条 自動車の保有者は、第四条第一項の政令で定める書面若しくは同項ただし書の政令で定める通知(以下この項において「書面等」という。)において証された保管場所の位置を変更したとき(道路運送車両法第十二条に規定する処分又は同法第十三条に規定する処分を受けようとする場合において、書面等において証された保管場所の位置を変更したときを除く。)又は第五条の規定による届出に係る保管場所の位置を変更したときは、変更した日から十五日以内に、変更後の保管場所の位置を管轄する警察署長に、当該自動車の使用の本拠の位置、変更後の保管場所の位置その他政令で定める事項を届け出なければならない。変更後の保管場所の位置を変更したとき(同法第十二条に規定する処分又は同法第十三条に規定する処分を受けようとする場合において、書面等において証された保管場所の位置を変更したときを除く。)も、同様とする。
住所変更は新住所を管轄する警察に
車庫証明の手続き場所は、新住所を管轄する警察署です。
車庫証明の住所変更手続きは郵送では行っていませんので、直接警察署に出向くことになります。
また住所変更手続きをしても、車庫証明が発行されるのは数日後です。
なお車庫証明の書類は郵送で送付してもらうことも可能ですので、郵便代などの手数料については管轄の警察署にご確認ください。
住所変更で必要な書類
車庫証明で必要な書類は警察署にも設置されていますが、警察のホームページから印刷して利用することも可能です。
- 自動車保管場所証明申請書(2通)
- 自動車保管場所標章交付申請書(2通)
- 保管場所使用権原疎明書面(2通)
- 保管場所の所在図・配置図(1通)
- 申請者の住所と使用の本拠の位置が異なる場合
・使用の本拠の位置における公共料金の領収書
・使用の本拠の位置及び申請者名が明記された郵便物等
・居住又は営業の実態が確認できる書面の写し
車庫証明には手数料が発生し都道府県で金額は違う
車庫証明を警察で発行してもらう際には、手数料が発生します。
手数料の金額は都道府県によって異なりますので、引越し先の都道府県の警察ホームページでご確認ください。
- 自動車保管場所証明申請手数料・・・2,000円以上
- 自動車保管場所標章交付申請手数料・・・ 500円以上
- 自動車保管場所標章交付申請手数料・・・ 500円以上
【車検証】引越し時の住所変更手続きについて
引越しの際に意外と手続きを忘れてしまうのが、車検証の住所変更。
車検証の手続きには、住所変更後の運転免許証や車庫証明が必要になりますので、それらの手続きが終わってから行います。
車検証の住所変更は引越し後15日以内
車検証の住所変更は、引越ししてから15日以内に行うことが必要です。
車検証の住所は自動車税の送付先になっていますので、住所変更を怠ると自動車税が納付できず、滞納扱いになってしまいます。
また自賠責保険などについても、住所が異なっている場合には最悪保険が下りない可能性がありますのでご注意ください。
自動車の車検証の手続きは運輸支局
軽自動車を除く自動車の車検証は、新住所を管轄する運輸支局で手続きします。
運輸支局は都道府県に複数ありますので、運輸支局に行く際は注意してください。
また引越しした際に運輸支局の変更が無ければ手続きのみが完了しますが、管轄の運輸支局が変更になる場合には、ナンバープレートを変更しなければなりません。
そのため現在自動車に付けてあるナンバープレートを取り外して持参する必要があります。
軽自動車の車検証は軽自動車検査協会で手続き
普通自動車は運輸支局で手続きしますが、軽自動車の管轄は軽自動車協会です。
ただ必要書類などは、普通の自動車と原則同じですので、手続きする場所にだけ間違えないでください。
住所変更で必要な書類
車検証の住所変更で、必要な書類です。
- 住民票(取得後3か月以内)
※マイナンバーの記載が無いもの - 車庫証明(取得後1か月以内)
- 車検証
- 自動車税の納税通知書
- 印鑑(認印)
- ナンバープレート
※住所変更に伴い管轄運輸支局が変わる場合
なお所有者と使用者の名義が違う場合には、必要書類が変わりますので管轄の運輸支局(軽自動車協会)で確認してください。
住所変更に伴う手数料
車検証の住所変更のみであれば、変更手数料のみを支払います。
ただナンバープレートを変更する場合や、希望ナンバーを指定する場合には追加料金が発生します。
- 変更登録手数料・・・350円
- ナンバープレート・・・1,500円以上
(ナンバープレートの変更が必要な場合に限る)
※ナンバープレートの希望ナンバーや図柄ナンバーを指定する際には別途料金が必要です。
【自動車保険】引越し時の住所変更手続きについて
車を所有している人のほとんどは任意の自動車保険に加入していますが、引越しした際には保険の住所変更手続きも必要です。
保険の住所変更は引越ししたらすみやかに
自動車保険の住所変更の期限はとくに決まってはいませんが、すみやかに住所変更の手続きは必要です。
新しい場所への引越しは土地勘もありませんので、自動車事故を起こす確率は上がります。
万が一事故が発生した場合、旧住所のままだと保険手続きがスムーズにいきませんし、最悪保険が下りない可能性も。
そのため自動車保険の住所変更は、運転免許証などと同じタイミングで変更しましょう。
ナンバープレートが変更した際も手続きが必要
引越しに伴い、ナンバープレートを変更した際にも手続きが必要です。
自動車保険は、対象の自動車のみに保険が適用されます。
そのためナンバープレートが変更すると別の車扱いになり、保険の適用外になりかねませんので、すぐに住所は変更しましょう。
手続きに必要な書類
自動車保険の住所変更で必要な書類になります。
ダイレクト保険などはWEBから手続きできますので、空いた時間に手続きしてください。
- 新住所
- 電話番号
- ナンバープレート
- 契約距離区分
- 運転者の範囲
自動車保険はWEB申し込みが安い
自動車保険は、WEB申し込みが断然安いです。
また継続加入よりも新規加入にメリットがある保険会社が多いですので、引越しのタイミングが、自動車保険を見直すいい機会です。
引越し時にやるべき自動車の手続きのまとめ
引越し時にやるべき自動車の手続きのまとめです。
- 手続きは引越し14日以内に
- 運転免許証の手続き
- 車庫証明の手続き
- 車検証の手続き
なお車の住所変更手続きも大事ですが、水道・ガス・電気・インターネットのライフラインも忘れずに行いましょう。
車関係の手続きは引越し後に行いますが、するべき作業は引越し前から準備が必要です。
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