家でインターネットを使っているとき、このような経験はないでしょうか。
- 突然回線速度が遅くなる
- 夜になると速度が急に遅くなる
- 自分の家だけ回線速度が出ない
インターネットが遅くなる要因は複数存在し、抱えているトラブルをすべて解消しないと、インターネットの速度は元通りにはなりません。
なので今回は、回線速度が遅くなる原因と、その解決方法について解説します。
インターネット回線が遅くなる5種類の原因
インターネット回線が遅くなる要素としては、大きく分けて5種類考えられます。
- 回線が混雑している
- 通信機器が古い・故障している
- ブロバイダーのトラブル
- 有線・無線問題
- パソコン・スマホの問題
原因①:インターネットの利用者が多く、回線が混雑してしまう
インターネット回線は、同じタイミングで利用している人の人数が多くなると、回線速度が遅くなる傾向があります。
インターネット回線は、例えるなら高速道路の道であり、利用者は高速道路を走行している車です。
高速道路を利用している人が少なければ、快適に進みますし、目的地までノンストップで向かうことが可能です。
しかしお盆や年末年始など、高速道路の利用者が多いと渋滞が発生し、スムーズに車を進められないので通常時よりも目的地に到着するまでの時間がかかります。
インターネット回線も大まかな考え方は高速道路と同じで、同時期に利用する人が急増すれば回線が渋滞し、通信速度が遅くなります。
また利用する人が増加する時間帯は、仕事が終わって就寝するまでの時間。
夜にインターネットを利用する人が自然と減っていく、なんてことは考えにくいので、毎日夜に速度が遅くなる人は、光回線自体を変更するなど、根本的な解決方法が必要になります。

原因②:通信機器が古い、故障している
光回線を利用する場合、パソコンやスマホなどとインターネットを接続するルーターが必須です。
ルーターは複数のインターネット機器と同時接続するために必要であり、ルーターが故障していれば、インターネットに接続できません。
また古いルーターを使用している場合、高速なインターネット通信ができないことがあります。つまるところ、ルーターが古いから通信速度が遅くなっているということも考えられます。
最新モデルのルーターでは、複数の周波数を利用できることが多いため、利用状況によって使う周波数を変更も可能です。
しかし古いルーターの場合は、通信速度が遅い周波数しか利用できないケースもあるため、ある程度年数が経過している場合には、ルーターの買い換えも検討する必要があります。
原因③:プロバイダーのトラブル
プロバイダーとは、光回線とインターネットを接続する事業者のことです。
プロバイダーの事業者は数え切れないほど存在し、So-netやGMOなど全国的に知名度のある会社から、地域密着で活動している会社などさまざま。
プロバイダーの大事な役割は、契約者の自宅までインターネット回線を繋げること。
そのため、プロバイダー自体にトラブルが発生すると、そのプロバイダーと契約している人はインターネットが使えない状態になります。
月額料金の安いプロバイダーは魅力的ですが、頻繁にトラブルが発生したりトラブル対応が遅い事業者もありますので、月額料金が数百円高くても安全・安定性の高いプロバイダーを選ぶのもいいかもしれません。
原因④:ルーターの無線・有線問題
先ほどルーターの説明をしましたが、ルーター経由でインターネットに接続する方法には有線と無線の2種類あります。
接続が途切れたり、回線速度が遅いケースの多くは、無線でインターネットを利用している場合です。
ルーターの規格が古かったり、遮蔽物や電波の妨害となる機器が近くにあると、回線速度が遅くなったり不安定になります。
回線を物理的に機器と繋げる必要があるため、ケーブルの長さによって利用できる場所が制限されたりスマホだと利用できなかったりというデメリットはあります。
ただ無線よりも有線のほうが回線速度が安定しやすく、そして高速な傾向にあるので、無線で遅いと感じた場合は一旦有線に切り替えてしまうのも一つの手です。
有線に切り替えても遅かったり、つながらないという場合は、ルーターの故障を疑うか、プロバイダーの変更を検討することをオススメします。
原因⑤:パソコンやスマホなどの利用する機器側の問題
インターネット自体は問題ないけど、とある端末だけネットに中々つながらない……というケースもあったりすると思います。
その場合には、インターネットを利用する機器のトラブルも考えてください。
パソコンやスマホを長年使用している場合、対応していない周波数なども出てきます。
また古い機器は、容量や処理能力に限界がきているものもありますので、その際には買い換えが必要になります。
インターネットの通信速度を改善する方法

インターネット回線が遅くなる原因をお話しましたので、各原因の改善方法をご説明します。
通信速度が遅くなる原因は複数の可能性もありますので、思いつく原因からチェックしてください。
改善方法①:光回線に変更する
現在モバイルWi-Fiやテザリング機能でインターネットを利用している人は、光回線に変更するのも検討してください。
通常時の動画視聴であればモバイルWi-Fiでも問題ありませんが、回線が混雑する時間帯になると高画質の動画の視聴が難しくなります。
その点光回線は、元々の通信速度も速いため、安定した回線速度の中インターネットを使えます。

改善方法②:ルーターを買い替える
古いルーターを使用していると、それだけでインターネット回線が悪くなります。
高画質の動画は大量のデータを必要とするため、通信速度の高速化は必須です。
しかし古いルーターは、高速化に対応していないので、供給される回線速度がいくら速くても接続するWi-Fiは速くなりません。
したがって回線速度が十分ある場合には、ルーターの買い換えも考えましょう。
改善方法③:プロバイダーを変える
インターネットに接続できない環境が続くと、それだけで利便性が損なわれます。
また月額料金が安い会社は、トラブルが発生する可能性は少なからず高くなるケースもあり、またトラブル発生時の対応が不十分な事業者も存在します。
そのためプロバイダー自体を思い切って、変更するのも選択肢となります。

改善方法④:有線回線でインターネットを利用する
通信速度を安定させるには、有線でインターネットを利用しましょう。
スマホだと優先は難しいですが、デスクトップパソコンやゲームであれば、機器の位置を変えることはありませんので、有線のデメリットも気になりません。
改善方法⑤:パソコンやスマホを最新機器に買い替える
インターネット環境を整えても、インターネットを使用するパソコンやスマホが古かったら高速通信の意味がありません。
リモートワークが定着すれば、在宅で仕事をする機会も増えますので、仕事の効率を上げる観点から考えても、パソコンなどの機器を買い換えるのも選択肢です。

安定した速度でインターネットを利用したいならauひかりがオススメ!
インターネットを安定した速度で利用したい方にオススメできるのは、auひかり回線です。

auひかりはフレッツ光とは別回線なので混雑がしにくい
光回線を大きく分けると、フレッツ光系とauひかり系に分類できます。
光コラボとは、NTT東日本・西日本からフレッツ光回線を借りて、ソフトバンク光など「○○回線」いう形で、光回線を提供しているインターネット事業者です。
ただ光コラボの事業者がかなりの数があるため、回線が混雑しやすく、その結果回線速度が低下するケースが度々発生しています。
一方で、auひかりはフレッツ光や光コラボ(ソフトバンク光など)は別の回線を利用しています。
そのためフレッツ光で通信速度が遅くなる時間帯でも、auひかりなら安定した速度でインターネットが利用可能です。
関東エリアならauひかりを超高速で利用可能に!
auひかりでも、「東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県」の関東一部エリアでは、auひかりを更に高速で利用できるようになります。

インターネット回線で高速の指標となっているのが、1Gbpsです。
実際のインターネットの使用上で、1Gbpsの通信速度が必要になることは基本的にありませんが、今後4K8Kの動画配信などが始まれば、1Gbpsの通信速度の需要が出てくることも考えられます。
そんな中、auひかりでは、1Gbpsの5倍、10倍の通信速度となる5Gbps、10Gbpsのプランも提供を開始しています。
利用エリアは限定的ですが、高画質の動画やオンラインゲームをやる人は選択肢となるプランです。
スマートバリューでスマホ料金がお得に
auひかりを利用する上で、欠かせないのがスマートバリューの存在。
auのスマホを使っている人なら、月額料金が最大2,200円安くなります。
(プランによって割引金額は異なります)
また契約者以外でも、auスマホを利用している家族の料金も割引してくれるため、4人家族なら毎月8,800円、1年間で105,600円もスマホ料金がお得になります。

インターネットが遅くなる原因のまとめ
インターネットが遅くなってしまう原因のまとめです。
- 利用者が増えて回線が混雑する
- 通信機器が古いor故障している
- ブロバイダー側のトラブル
- 電波干渉している
- パソコン・スマホなどの利用機器の問題
すぐにインターネット回線を変更するのはハードルが高いので、まずはルーターを変更したり有線に変更してみたりなど改善しやすいポイントから確認するのがオススメです。
ただそれでも回線速度が改善しない場合には、下記記事等を参考にインターネット回線の変更も検討してみてください。
