実家に戻って生活をリスタートする場合、荷物の削減を最優先に考えましょう。
生活に必要な道具は実家に揃っていることが多いですし、不要になった契約は解除しないと、ムダな出費となります。
そこで本記事では、実家に戻る際の引越しでやるべき手続きについて解説します。
実家に戻る際にやるべき引越し手続きリスト
実家に戻る際の引越し手続きリストです。
実家に戻る引越しのポイントになるのが、不要な家具やいま契約している内容を見直すこと。
それ以外の手続きについては、通常の引越しと同じです。
実家に戻る際に行う引越し作業一覧
引越し準備期間 | 手続きする種類 | 手続き内容 | 注意点 |
1か月前~
2週間前までに準備すべきこと
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引越し業者への依頼 | 引越し業者へ見積もり・予約 | 複数の業者に見積もりを出すこと |
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引越し先で利用するライフライン契約 | 水道・ガス・電気など引越し時に行うライフライン手続きを徹底解説! | |
2週間前~
1週間前までに準備すべきこと |
転出届の提出 | 役所に転出届出書を提出 | 引越し前後14日以内 |
国民健康保険の資格喪失届 | 旧住所の役所に提出 | 他の市区町村に引っ越す場合 | |
印鑑登録の廃止 | 旧住所の役所に提出 | 他の市区町村に引っ越す場合 | |
郵便局の転送 | 郵便局に新住所への転送依頼の手続き | 窓口またはホームページ | |
携帯電話・スマホの住所変更 | 契約している携帯会社へ移転連絡 | ホームページまたはショップ | |
銀行の住所変更 | 銀行の住所変更 | ホームページまたは銀行窓口 | |
保険の住所変更 | 保険の住所変更 | ホームページまたは担当者へ連絡 | |
粗大ごみ、不良品の処分 | 自治体の規定に基づき廃棄 | リサイクルショップなども活用 | |
荷造り | 段ボールなどを用意 | 引越し業者によっては用意不要 | |
前日までにすべきこと | 掃除・ゴミだし | 旧自宅のゴミを処分 | 最終ゴミ出し日を確認 |
引越し挨拶の手土産の準備 | 新しい大家などへの挨拶 | 1,000円以下が相場 | |
引越し先へ持参する荷物の確認 | ハサミや引っ越し費用の支払いなど | 引越し費用の支払い方法は事前に確認すること | |
住まいの明け渡し | 大家または管理会社立ち合いで確認 | 破損がないか事前に確認 |
なお引越し後に行う手続きについては、引越し後にやるべき手続きリスト!目安は2週間以内に完了させることをご覧ください。
実家に戻る際に行う引越し手続きの流れ
実家に戻る際の引越し手続きは、5つの工程に沿って作業しましょう。
- 引越し業者選び
- 家具等の処分
- 荷造り
- ライフラインの手続き
- 住民票などの住所変更手続き
手順①:引越し業者の選定
実家に戻る日程が決まりましたら、引越し業者選びを行ってください。
引越し業者の予約は、引越し1か月前から可能です。
1か月前に予約するのは、ちょっと早すぎると思うかもしれません。
ただ休日の引越し予約は優先的に埋まってしまい、引越し日直前になってから予約をしようとしても、引越し業者の空きがないことも考えられます。
引越し直前に引越し業者を見つけても、割引を利用できないケースがほとんどなので、割高料金で引っ越すことに。
退去日より後に引越すことはできませんので、引越し業者選びは早めに済ませてください。
手順②:不要な家具を処分する
一人暮らしから実家に戻る場合、
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 机
これらの家電・家具は不要になる可能性が高いので、リサイクルショップで売却したり、粗大ゴミとして処分しなければなりません。
なお粗大ゴミとして処分する場合は、処分費用が発生しますのでご注意ください。
手順③:実家に持ち帰る荷物は最小限に
実家に戻る場合、一人暮らしの時よりも利用できるスペースは狭くなります。
たくさんの荷物を持ち帰っても、物があふれてしまうため、必要最低限の荷物だけを持ち帰るように意識してください。
また引越し費用は、荷物量によって左右されますので、実家に持ち帰る荷物を減らすことで、コストを削減できます。
手順④:ライフラインはすべて解約すること
実家に戻る場合、いま契約しているライフラインをすべて解約する必要があります。
- 電気
- 水道
- ガス
- インターネット
ガスはガス管の閉栓工事が必要であり、インターネットも撤去工事をしなければいけません。
また工事には立ち会うことになるため、工事予定日の日程調整も必要ですので、早めに連絡することをオススメします。
ポイント⑤:住民票などの住所変更手続き
住所変更などの役所手続きも、忘れないようにご注意ください。
また車を保有している人は、車検証や免許証の住所変更手続きも必要です。
住民票は14日以内に
住民票を変更する際は、引越し日から14日以内となっています。
そのため引越ししたらできるだけすぐに手続きしてください。
また役所は原則平日しか開庁していませんので、役所に行く際は書類を揃えてから行きましょう。
罰則規定もある手続きもあるので要注意
車検証の住所変更は期限があり、期限を経過しても手続きを行わなかった場合には、罰則規定があります。
道路運送車両法
第十二条 自動車の所有者は、登録されている型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から十五日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない。ただし、次条の規定による移転登録又は第十五条の規定による永久抹消登録の申請をすべき場合は、この限りでない。
2 前項の申請をすべき事由により第六十七条第一項の規定による自動車検査証の記入の申請をすべきときは、これらの申請は、同時にしなければならない。
3 第一項の変更登録のうち、車台番号又は原動機の型式の変更に係るものについては、第八条(第三号及び第四号に係る部分に限る。)の規定を、その他の変更に係るものについては、同条(第四号に係る部分に限る。)の規定を準用する。
4 第十条の規定は、変更登録をした場合について準用する。
ハムスターなどのペットは、届出は不要ですが、犬などは届出が必要です。
ペットの種類によって届出が必要か否かは変わってきますので、詳細は引越しする市区町村または保健所に確認してください。
マイナンバーカードはコンビニで住民票が取得できる
マイナンバー(個人番号)は、通知カードとマイナンバーカードの2種類あります。
マイナンバーカードは、申請することで入手可能です。
地味に役立つのは、コンビニで住民票や印鑑証明書が取得できること。
コンビニにマルチコピー機が設置していないと利用はできませんが、セブンイレブンやファミリーマートでは、多くの店舗で導入されています。
引越し後は何かと住民票が必要になりますので、引越しのタイミングでマイナンバーカードを作るのもいいかもしれません。
引越し業者選びは早めに決定するのがポイント
引越し業者は1秒でも早く選んだ方がお得です。
なぜなら安い引越し業者の予約は、先に埋まっていくからです。
- 希望日時に引越しできる
- 他の引越し作業に専念できる
- 複数の引越し業者から料金を選べる
ポイント①:希望の日時に引越しが可能
仕事をしている人が引越しする場合には、休日や午前中などの日時指定は必須。
休日に引越したい人は大勢いますし、大学合格直後から4月までは引っ越しシーズンですので、分単位で引越し予約が埋まってしまいます。
そのため引越し予約を早くしないと、希望日に引越しできなくなったり、平日に引越さなければいけない可能性も出てきます。
ポイント②:他の引越し作業に専念できる
引越し業者が決まれば、あとは引越し準備をするだけです。
逆に引越し業者が決まらないと引越し日が確定せず、最悪の場合、引越し日をずらさなければいけない事態も
そんな事態にならないためにも、予約の空きがある状態のうちに引越し業者を決めるのが吉です。
なお引越し業者によっては、不要品を代わりに処分してくれるサービスも用意されています。
処分してくれる不要品の種類や、オプション料金は業者によって異なりますので、事前に確認しましょう。
ポイント③:複数の引越し業者から料金を選べる
引越し費用は業者によって違いますので、見積もり依頼は必須です。
引越しを何度も経験している人以外は、引越し相場はわからず、引越し業者が提示した金額が、高いか安いかを判断するのは難しいです。
もちろん見積もり依頼した引越し業者が、相場より安い金額を提示してくれるかもしれません。
しかし見積もり料金の競争相手がいないと、それ以上の割引は期待できません。
そのため引越し費用を少しでも安くしたいのなら、複数の引越し業者に見積もり依頼し、上手く値段交渉するのがポイントです。
実家に戻る際の引越し手続きのまとめ
実家に戻る際の引越し手続きのまとめです。
- 引越し業者選びは引越し日の1か月から
- ライフラインの解約手続きはお忘れなく
- 不要な家具は売却・処分
- 荷物は可能な限り少なくすること
一人暮らしをしていると、荷物は多くなるため、実家に戻る際は意図的に荷物を減らしてください。
また荷物を減らせば、その分引越し費用も削減できますので、思い切って処分することをオススメします。
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